二度目の殻割
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今ある2つのヘッドライトのうち四灯のほうはロービーム、ハイビームともに爆光LED化して昼でも夜でも快適に走れるようになった。
それを使っている間、休眠している純正ユニットのほうを再度殻割してカスタマイズを一歩ススメた。
今回のカスタマイズのキモは
①インナーの2トーン化(ブルーとブラック)
②ロービームのLED化(イエローフォグ可変)
こういうカスタマイズ作業を気分で手軽に出来るために2つのヘッドライトユニットの脱着を容易にするカプラーを追加し、タイヤハウスに手を突っ込んでアクセスするライト後側のボルトを蝶ナットにするなどの変更が効いて今回の作業ではジャッキアップは要らなかった。
2
インナーのブルーと車体色(1FG)のネイビーとの同系色2トーンは室内色のネイビー&ブルーのグラデーションに合わせていて、晴れた日にフルオープンにしたときに真価を発揮する予定。
インナーの色は気分で手軽に変えられるようにラッピングシートを貼っただけ。
シートはややビビット過ぎるブルーのような気がしたが、レンズのスリット部を通して見るとボヤけて遠目には白っぽくマイルドに見える。
今回でランプユニット内のランプでフィラメントはスモール球だけになったが、寒色のブルーが入るとスモールの暖かみが一層旧車ぽく強調されていい感じ。ここはずっとフィラメントで行こう。
3
さて今回ロービームに使ったH3のLED球はこれ。100円刻みで1000ルーメンずつ明るさが増えるというふざけた商品(笑)
いろんなレビューを読んで、このようなスペックを鵜呑みにはしてはいないが、一応現在ハイビームに使っているSUPAREEの爆光H1バルブのスペック14000を上回る15000を選んでおいた。明るさについては後述。
それよりも80年代の「私をスキーに連れって行って」のセリカに付いていたイエローフォグを懐かしむ僕は白色→イエローに切り替え可能という性能に心惹かれた。
実際つけてみると嬉しくて昼間からイエローばかり点灯している(笑)
4
今回皆さんに超おすすめしたいのがコレ。
今回使ったH3バルブは確かにポン付け可能でカプチーノ純正のバルブの背面カバーにギリギリ納まったがクリアランスが全くなく、熱がこもらないか不安を感じた。
カバー自体を100均のコップみたいなもので代用する方法も流行っているが、この5ミリ刻みで内径を調節できるゴム製ハウジングキャップの段差の1番太いところ(60ミリ)と細いところ(50ミリ)で切るとカプチーノ純正のカバーの外径に超ピッタリで(キツキツではめるのにちょっと労力が要るくらい)、完璧な密閉性でハウジングを3センチほど拡張できます。
この方法ならもっと大きなヒートシンクを持ったバルブでも入ると思います。
5
↑このようになります♪
6
さて、H3LEDバルブの明るさですが…
論より証拠
4灯ヘッドライトと今回の純正殻割を仮付け状態で比べてみました。
向かって左←端からSUPAREE H7ロービーム、NISEKO H7ハイビーム、SUPAREE H1ハイビーム、今回のH3ロービーム(白色)となります。
カメラを構えた位置が左寄りなので左の4灯ユニットのバルブが明るく見えますが、右の SUPAREE H1ハイビームまでの3つはどれも遜色なく「爆光」と言って良いと思います。
右端はスペック上は15000ルーメンと最高なのですが明らかに劣りますね。カプチーノのロービームのLED化では「期待したほど明るくない」というレビューが多いですが、カプチーノのプロジェクターに入る発光部が短いH3で爆光は土台無理なのだと思います。
それでも純正のハロゲンよりは明るいかな?
7
車幅灯(純正フィラメント球)
8
イエローフォグ
ロービーム点灯時に2秒くらい消灯して再点灯することで白色→黄色→白色と切り替えます。
9
ロービーム(白色)
暗いですね。
10
爆光ハイビーム点灯
ロービームとハイビームに差があるとパッシングが派手です(笑)
信号で右折で待機しているとき黄色信号で止まろうとせず突っ込んでくる対抗直進車に爆光のパッシングを浴びせて急ブレーキを踏ませて停まらせることが出来ました♪
11
ヘッドライトを交換した翌朝、自宅近辺が濃い霧に覆われて早速イエローフォグが活躍しました。雨の日とか、夜の山道でハイビームを併用しながらとか、重宝しています。
何より前の黒いクルマに映るライトの色を切り替えるのが楽しい♪
でも80年代のイエローフォグよりちょっと緑ががってるかな?もっと橙色に近い黄色だったと記憶しています。今はウインカーと似た色が車検で認められにくいのかな?
12
補足
前回の殻割のときは極力接着のための黒いブチルゴム?を減らさないように作業しましたが、今回はブチルの7割がたをこそぎ落としました。
前回組み立てたときに施してあった防水テープを剥がしてみると、まったく水が浸潤した形跡がなかったからです。
カプチーノがデビューした30年前に比べたら粘着テープ類の進歩はめざましいのではないでしょうか?
向こう何十年も殻割をするつもりがないのなら別ですが時々色を変えたりメンテナンスしたりするつもりなので現代の防水テープの性能を信頼しました。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( LED化 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク