国産ダンロップファルケンの海外専用モデルです。
逆輸入品のためか通販では少し不安になるほどの低価格で販売されていますが、FALKEN USサイトで確認すると『Ultra High Performance』 のカテゴリに分類されており、また下記海外レビューサイトでの評価もまずまずでしたので今回思い切って購入してみました。
(参考:http://www.1010tires.com/Tires/Reviews/Falken/FK-452)
今回も今まで履いていたタイヤ(DUNLOP SP SPORT MAXX)との比較インプレをしてみたいと思いますが、従来タイヤとの比較で一番難しいと思うのはタイヤのコンディションをイコールにして比べるということです。
当然交換直前のタイヤは擦り減っており、そのタイヤが新品の時と言えば3年半も前のことになりますので、明らかな差ならともかく感覚的な微妙な差は正直自分のコメントに対する自信と責任が持てません(笑)
ですが極力ニュートラルな感覚で比較してみたつもりです。
【グリップ性能】
市街地、高速道路、山道、ウェット路面と一通り走りました。
SP SPORT MAXXを初めて履いた時に感じた『ドライ路面でのコーナーリング時の吸い付くような感覚』を今回のFK452でも感じることができました。
またウェット性能もとても良好で雨の日も全く問題なさそうです。
私の感覚的にはコーナーリング時にSP SPORT MAXXよりもネバリ感が伝わってくることから、わずかではありますがグリップ性能は上のように思えます。
【静粛性】
正直これが一番判断が難しいです。
難しいながらに一言でコメントするなら正直悪くないといった印象で、SP SPORT MAXXとの比較という点で言えば五分五分といったところです。
SP SPORT MAXX同様 静粛性に優れているとまでは言えませんが、245/35Rという扁平サイズにしては上々に思えるのです。
上記海外レビューサイト内でのノイズ評価ではSP SPORT MAXXよりFK452の方が優れている一方、国内の口コミ情報を見ると『うるさいタイヤ』などと断じてあるコメントもありましたので 実際に履くまで少し心配していたのですが、今実際に履いてみての感想は 心配するには及ばなかったということになります。
あくまで私の想像ですが、245/35Rという扁平タイヤでは基本的に静粛面では不利であることから、あまり差がつきにくいのかも(どれも似たようなものなのかも)しれません。
もしくはこの扁平サイズでは静かなわけがないと思っている先入観により、私の中の基準が甘くなっている可能性も無きにしもあらずです(笑)
ちなみに私は新品タイヤ交換時には四輪アライメントテスターにかけるようにしていますので、そのことも良い方向に作用している可能性もあります。
【スタイリング】
ショルダー形状ですが、リム幅=9.0Jホイール装着時においてSP SPORT MAXXと同様 引っ張り感はあまりありません。
フェンダー内への干渉も皆無ですのでほぼ同一形状なのだと思います。
またトレッドパターンはSP SPORT MAXXよりもスポーティなデザインで私的にはかっこいいと思います。
【耐久性】
気の長い話ですが次回交換時期にあらためて追記したいと思います。
※2016-11/7追記
スリップサインはまだツライチにはなっていませんでしたが、ここ最近グリップの低下を実感してきたので約34,000kmで交換しました。
前回履いていたSP SPORT MAXXは約32,000kmで交換しましたので、それとほぼ同等か、もしくはわずかに上回る耐久性だったと言えます。
私の使用条件におけるグリップ性能 vs 耐久性のバランスは今回も十分満足できるレベルにありました。