ドライブレコーダー、レーダー探知機用電源配線

ドラレコなどの取り付けにあたって、リアのヒューズボックスからの配線取り回しについてまとめておきます。

あまり先駆者がおらず、苦労した部分もあったため、参考になれば幸いです。
なお、作業にあたっては、じぇミニ様の整備手帳が大変参考になりました。この場を借りてお礼申し上げます。


作業に必要な道具ですが、内装剥がしは必須だと思います。
（内装全般に使われている鉄クリップが硬い…。）
また、スカッフプレート横のパネルを外す場合、クリップ外しもあったほうがいいです。（後述）


※ムダが多い配線だと思いますが、作業性を優先しています。
見えないところは適当でOKのスタンスです。

まず、電源の取り出しです。
助手席側を通すパターンになります。

今回は常時電源とアクセサリ電源の2本をフロントまで引きました。
私と同じ経路で配線する場合、一本あたり5mリールをちょうど使い切るくらいになります。


最初に、リアシートのサイドにケーブルを通せるようにするため、シートベルト部分のパネルを外します。

保護してあるあたりに内張り剥がしを入れて、手前に浮かせます。

その後、パネルにかかる部分のウェザーストリップを優しく外します。

障害物がなくなったら、パネルを手前に引き抜きます。

パネルが外れたら、ヒューズボックスからトランク下を軽く潜らせるような形で座席手前まで引き出し、溝を沿わせる形で上に向かいます。

シートベルト後ろを通し、ウェザーストリップ部分に沿わせるように下に戻ります。

パネルで隠れない部分は、内張り剥がしを使って隙間に押し込んで行きましょう。


※絶対もっと短距離で行けると思うのですが、シートサイド部分がどうにも外せませんでした。

続いてリアシートからBピラーです。

座面は丸のあたりのクリップで止められているので、引っ張り上げることで浮かせて配線を通すことができます。
（隙間に押し込むだけでも隠せそうでしたが）

シート内に配線を隠したら、そのまま下に向かい、ドアとBピラーのパネルに押し込んでいきます。


※ルーフに沿ってエアバッグが装着されているため、上からの配線は諦めました。

続いてフロントシート横です。

私はスカッフプレート横のパネルを外して配線しました。
この場合、パネルを戻すのにクリップ外しがあったほうがいいです。（後述）

こちらも押し込んで固定できればパネルを外す必要はないと思います。

グローブボックス辺りまで来たら、ウェザーストリップを優しく外し、隠れるように配線します。

スカッフプレート横のパネルですが、こんなクリップで止められています。
一度外してしまうと車体側にクリップが残るので、上から押し込んだだけでは戻せなくなってしまいます。

かなり硬いので、クリップ外しで外したあと、パネルに取り付けてから車体に取り付けると簡単でした。

グローブボックス横のパネルは内張り剥がしで外せます。

スペースに余裕がないらしく、外したパネルの内側に配線を通すことはできなさそうでした。

なので、ウェザーストリップ横の、パネルとの隙間に通しています。

※写真は後日

グローブボックス下のパネルはネジ2本で止まっています。
手前にあるので目視可能です。

ネジを外したあとはクリップで止まっているため、下に引っ張るとバコッと外れます。

また、奥に爪があるため、下に外れたあとは軽く手前に引くと完全に取り外すことができます。

私はこのスペースに余った配線を詰め込んでいます。


取り付ける際には、この奥の爪を確実にはめてから、上に押し上げてクリップを止めましょう。

さらに、右側側面のパネルにも爪がかかるようになっているので、そちらも気にしながらはめてください。

※写真は後日