2011.07.16-18 南アルプス黒桂河内 其のⅡ
投稿日 : 2011年07月24日
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二の右俣の出合いはしょぼく本流に変更しようか迷った程でしたが、滝がそこそこ出てきました。
この滝は流水の下を潜って左壁に移らねば登れません。
水流が結構重く圧し掛かってきました。
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大きな滝が出てきました。
右側の尾根に取り付けば簡単に巻けます。
巻きが楽なので、プレッシャーを余り感じずも楽しい遡行です。
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滝に虹が掛かっています。
そして現れる大滝40mです。
左の支流に掛かる水の少ない60mの滝を直登するのがルートの様です。
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近寄ってみるとやはり巨大です。
右側の滝には戦中戦後の大規模伐採時に残されたと思われるワイヤーが有ります。
30m3ピッチでしたが、これにビレイを取る事で安心して登れました。
でも落ち口付近岩は脆くて参りました。
ここを登っているとき、なんと後続パーティーを見かけました。
こんなマイナーな沢で!
しかも、私たちが登っている間にさっさと巻いてしまったようで、その後見かける事はありませんでした。
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その後も滝は続きましたが、水量は少なく滝と滝の間はガラだらけで、決して楽しくありません。
本流のほうが良かったかも・・
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最後の二股はどちらに行こうか迷いましたが、右にしました。
水も無くなり、ガレてきたので左の樹林帯に入り、鹿道を拾って詰めました。支稜に出て右の沢を見ると大ガレです。正解でした。
水を多めに持って上がり、稜線で二日目を終わりました。
ふかふかのコケのベットは快適です♪
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樹林の合間から赤石、荒川、塩見と3000m級の山々が見えます。
2008年の赤石沢遡行が思い出されます。
尾根筋は道がないのですが、鹿天国の模様で、鹿道を拾って快適にたどれました。
1時間程で登山道に出ました。
昔は森林軌道でもあったのでしょうか?広い道です。
ほどなく転付峠に到着しました。
高校生の時に、一人で正月の荒川岳登頂を目指して越えて依頼の転付峠でした。
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転付峠からの下山道は内河内谷沿いで美しい渓谷美を楽しみながら下れます。
しかし、登山道としてハイキング地図にも掲載されていますが、ご覧の通り酷い状態です。
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