暑いあつい多治見を抜け出し、涼を求めて行ってきました。
栃木群馬山間部への避暑ドライブ旅行!
今回のメインテーマは日光東照宮参詣と東日本(東京以東)
最高峰2588mの日光白根山登山です。若干天候不順では
ありましたが高原の涼しさを満喫できた三日間でした(*^▽^*)
職場や友人など近ごろボクの周りでも、5月の連休や盆休み
とかの長期休暇時に、混雑や渋滞を理由に遠出をしない方
が増えているように感じています。
たしかに高速渋滞30キロとか聞くと出掛ける意欲はなかなか
湧きませんが、少しだけ知恵を働かせて混みにくいところや
ルートを選択すれば、快適ドライブ旅行も充分可能です!
日光は一級の観光地で、実際に海外観光客比率も高い人気スポットですが、お盆時期の今回も
渋滞らしい渋滞にハマることなく三日間930㎞のドライブ旅行を楽しんで来られました(^◇^)
早朝出発の初日とほぼ一日中走り詰めの三日目は疲れましたが、充実した三日間でした(^_-)-☆
、、、でも考えてみれば、二日目も山登りでかなり疲れましたが、、、(^^ゞ
今回の目的地は日光東照宮!
ボクは中学の修学旅行と学生時代のツーリングで計二度、日光には行ったことはあるものの
東照宮は修学旅行時だけ!! ヨメは東京より遠くはTDLまでしか行ったことがないのだとか!!?
前稿で書いたように、家康の遺徳に感慨を新たにしている自分的にも再度訪れてみたくて、
この盆休みの行き先に決めたのは今年の初め頃だったか!??(^^ゞ
混み合う時期だからとまずは宿の確保、まっすぐ行っても約400キロの道のりとなり、一泊二日
では厳しいということで二泊三日に決定!!タイプの違う2つの温泉宿を予約)^o^(
奥日光から金精峠を越えれば群馬県!奥日光湯元温泉と、金精峠下の白根温泉に決定!
2日目は戦場ヶ原や中禅寺湖周辺の散策を考えていましたが、群馬側の丸沼高原からロープ
ウエイで東日本最高峰の日光白根山に気軽に登れることが分かり、2日目もそれで決まり!!
こうして、東照宮参詣と白根山登山Wテーマで二泊三日のドライブ旅行の骨格が決まりました!
ドライブプランとしては伊勢崎ICまでは高速利用、そこからわたらせ街道を北上して足尾を通り、
裏から日光に入って渋滞を避けるルートを計画!
ただ直前に11日12日の土日は混雑緩和のため土日の高速ETC割引を無くし9日10日に前倒し
する!という仰天情報を入手!('◇')ゞ
その対策として0-4時の深夜割引を利用するため、4時迄に高速に入ることが必要条件に!!!
5時までには出発しようと思っていたのがさらなる早起きが必須になりました(゜o゜)
ところが当日は暑さで寝苦しく予定よりも早起きしてしまったため、多治見を三時に出発!
いささか寝不足気味ながら中央道から長野道を北上します!!!
出発時から雨がパラパラしていましたが、恵那山トンネルを抜けると雨模様から少しずつ曇りへ、
長野道から更埴JCTを通過するころには、路面も乾いて落ち着いた曇り空に!!薄日も差しています。
軽井沢ICあたりからは、反対車線が混雑から渋滞に変わっていく様を横目に見ながら群馬県へ、
下仁田、富岡と進むに連れ晴れ間が増え、高崎JCTではこの通りの青空になってくれました!
さすが晴れクルマJADE!!(*^^)v
伊勢崎で高速を降りてからは、R122わたらせ街道を足尾から日光を目指します。
、、、無事九時過ぎに曇り空の日光に到着!事前調査していた無料の市役所駐車場も確保して、
まずは順調にスタート(^_-)土産物を物色しながら本通りを少し戻って東照宮に向かいます。
天気予報では午後からにわか雨との情報もあったので折畳み傘も荷物に入れて歩きます。
東照宮の手前にある輪王寺は大屋根で覆って大修理中!
ところが東照宮の大鳥居が見えたあたりから早くも雨がポツポツと、、、
傘を持たない観光客は右往左往、、、
広い通りに大勢いた観光客もご覧の通り、雲の子を散らすように、、、
予報より早い降りだしに驚いていたらあっという間に本降りに(T_T)
我々も持参の折畳み傘一本では不自由極まりない‼ということでボクが駐車場まで戻ることに!!
参道で店開きしていた『日光猿軍団』のお猿さんも雨は苦手のようで、傘の下で雨宿りの図。
でもコケや緑は生き生きと、しっとり濡れていい感じかも!!?
往復30分ほどで戻ってみると、雨は小降りになりやがて青空が戻ってきたのは想定外だけど、
とても有難い想定外!!予報では午後の方が降水確率高かったのですから!!(^。^)y-.。o○
少し高めの拝観料1300円をお支払いして表門をくぐると、
さまざまな道具類を納める三神庫、
象が守るこの倉庫には何が収められている!??(・・;)
振り返ってみると、三猿で有名な神厩舎(猿は馬を護ってくれる象徴なんだとか!?)があります。
見ざる言わざる聞かざるの三猿も含め八体の猿が厩舎を護っている!!??
正面に向き直ると石鳥居の向こうに煌びやかな陽明門が見えてきます。
入る前↑↑↑ ↓↓↓帰る時 2時間余りでこんなに好天になりました(^^♪
絢爛豪華で竜や鳥獣、故事逸話や風俗生活など500以上もの精緻な彫刻が施された陽明門は、
別名「日暮れ門」と云われているそうですが、まさにその通りで時間さえあれば見飽きることなく
日暮れまででも門前で見上げていたくなる気持ちになりました。
「日暮れ門」と呼ばれる理由が少しはわかっていただけたでしょうか!!???(^▽^;)
数えてみたら東照宮周辺で撮った写真は全部で200ほどにも!?('◇')ゞ
「いいかな!!?」と思ったら躊躇無くシャッターを押せるデジカメとは便利なものです!!>^_^<
昔のFILMカメラではそうはいかないですもんね(^・^)
中にはおじさん達がマージャンに興じていたり、子供たちが戯れる姿だったり、当時の風俗などが
彫刻として彫られています。ずらりと並んでいる龍頭や獅子頭にしても、一つ一つ口の開き方や
表情が微妙に異なっていたり、見れば見るほど新たな発見があるので、まさに「日暮れになるまで」
時間が許す限り眺めていたくなるほど、、、
時間に追われる修学旅行ではこうはいかないな!!?と思いつつ、首が痛くなるまで眺めていました。
写真データを見る限り、30分は陽明門周辺をうろうろしていました(^▽^;)
陽明門をくぐると白く塗られた唐門が本殿入口にあります。
唐門の向こうに工事中の本殿が見えていますが、先週の久能山と同じく一般人は横から!!
本殿に上がる前に、順路は眠り猫の下を抜け坂下門から奥宮へ向かいます。
久能山から移された家康の遺骨が眠るという奥宮は本殿の裏、東照宮の最深部にあります。
その前に順路は眠り猫の下を抜けて、坂下門から敷石の階段を200段程上がり、家康が眠る
奥宮を参ります。奥宮は本殿の右側から迂回して、ちょうど本殿の裏に位置しています。
ここでは参拝者が神職により東照宮の由来など説明を聞いた後、集団でお祓いを受けて、
奥宮宝塔を参ります。
宮司さんによると東照宮の社殿は全て真南を向いていて、江戸幕府の守り神となっている!!
~帰ってきて地図を見てみたら、確かに日光から南に線を引くと東京がありました(*^_^*)
江戸時代は西洋科学はまだ入ってきていませんが、和算など日本独特の学問も相当なレベル
にあったものと信じています(^^♪
そのあとに参った薬師堂(本地堂)の鳴き龍も、計算されてつくられたモノかどうかはともかく、
実際に龍の鳴き声が反響して聞こえるのですから、先人達の匠の技は現代のテクノロジーと
互していると云っても過言ではないと思います。
本殿と薬師堂は写真撮影禁止とあったため写真はありません。
本殿での神職からのお話は、徳川の遺徳についての法話と現代に生きる我々の生き方を
見つめ直させてもらって、謙虚な心持ちにさせてくれるような良いお話でした。
自分の力で生きている!なんて大間違い!!
先祖から受け継がれてきたものや、自分の身の回りの人々に支えられながら生かされている!
ってことを少しばかり実感できたような気がします。。。
3時間近くの東照宮散策を終えて、隣の荒二山神社に向かいます!
男体山、白根山の噴火などの火山災害を鎮めようと作られた神社だということで、翌日に
白根山登山を計画している身としては、外すわけにはいきません。。。
5時間ほどの市内散策を終え次なる目的地華厳の滝を目指します。
いろは坂は期待通りの楽しいワインディング路でJADEを大いに解放してやりました!!
何たって、片側二車線のワインディングロードなんてそうそう出会えないので!!!
Sモードで元気よく追い越し車線を走っていけるので、まさにストレスフリー!!(^◇^)!!
惜しむらくは1.5トンものオーバーウエイトと絶対的なパワー不足ですが、
まあ危険なほどガツガツ走れないという点で、安全に無理なく走れる!!???(@_@;)
楽しい時間でした(*^^)v
その後は中禅寺湖に出たが雲が多くは眺望は望めず、半月山に登るもガスの中で真っ白状態、
ということでイマイチの空模様ながら、なんとか堪えてくれ無事初日の日程終了しました(^^♪
走行距離:478㎞
到着時の奥日光の気温は23℃、露天風呂の空気が気持ちよかったです(^_-)-☆
その①はここまで!!最後までお付き合いいただき有難うございましたm(__)m