インジェクター噴射テスト2 バラツキ確認
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
持ってるインジェクターのバラツキを見てみます。
マニホールドは台に固定。このマニホールドは3連スロットル化しようとして業者にオーダーミスした失敗品で、これを実装するつもりはありません。吸気管の曲がり部分がないのでインジェクターの脱着も窮屈ではなくスムーズ。写真には写ってないけど、インジェクターの電気配線にはスイッチがあって、電源ユニットのOnと同時に噴射するわけではない。燃料ホースは今回は耐圧仕様です。燃料リターンは圧力掛からないからそのまま。恒久的な装置ではないから配線&配管は雑です。
2
灯油を噴射させて、それぞれ紙コップに取って重さを比べます。バラツキの程度の確認なので容積である必要は無いと考えます。測定も秤に乗せるだけで簡単だし。
3
透明容器にしておけば噴射の様子が見れるハズだったね。
4
コップ同士はバラツキ無く、乾いていると10g、濡れていれば11g。
5
まずはAZ-1についていた3本をA組として、それぞれの噴射量(コップ込み)は
30秒の噴射で
A1=87g、A2=85g、A3=87g。そこからコップの重さを引いて
A1=76g、A2=74g、A3=76g。
次にアルトのスクラップから外した同じ色のインジェクター、この3本をB組として
噴射量からコップの重さを引くと
B1=70g、B2=72g、B3=72g。
うーん、新車製造時にこの位にはそろえてあるのか!?
各組で、気筒間での空燃比がラムダで0.03位ズレる計算。
あーそうだ。空燃比の計算って重量だから、やっぱり容積ではなく重量測定で良かったですよ!?
しかしA1とB1をセットで使うのは遠慮したい。
さらにレベリング目指してこの6本から3本選んで再測定。コップ込みで
A2=85g、B2=84g、B3=84g。
コップの重さを引くと
A2=74g、B2=73g、B3=73g
気筒間での空燃比がラムダで0.01~0.02位ズレる計算。
十分でしょう。純正使う時はこの3本セットにします。
6
サードの300ccインジェクター、特にレベリングを指定せずに、ただ単に3本買った物なので心配になってきた。
残りの2本を開封します。
7
同様にやってみます。
8
写真3&5と同じ30秒噴射をやってみたら、コップ込み127、128,129g。
つまり116-118g。
純正よりもはるかに多い。
1-2gの誤差があるが...
9
30秒では長い感じ。液面が上がってくるとコップから液滴も飛んだり、噴射液の流れも純正とは違う事が影響して1-2gズレている様子。
時間を短くして20秒。コップの位置も調整して。
結果、3本ともコップ込み90g。何回かやっても同様。
テキトーな3本が偶然そろっていたのか? サードの品質はこうなのか? 理由は分からないけど自分としてはこれで安心。
写真がだんだん大きくなるのは、良い数値が出て思わず力んでしまっていたかも。
10
以前の整備手帳の投稿で12ホールインジェクターの噴射の様子が一部に好評だったので、サービス。
11
比較用に噴射してない時。
12
ミストも舞い上がってきます。ガソリンでこんな実験をしたらやっぱり火災になると思う。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク