TRD GRパフォーマンスダンパー  

発注時に注文していたパーツですので、納車時には装着済み。
ノーマルとの違いの比較はしていません。

元々クラウンクロスオーバーはノイズコントロールを売りにしていて、
室内に入るノイズの高周波を低減する為の対策をしています。

ここからはクラウンクロスオーバーのレビューになってしまうのですが、
前車のマークX 2.5NA FR AVS搭載車と比して、ボディ剛性が格段に高く、室内にはノイズも振動も入りません。
速度感、40km/hでも高速道路の100km/hでもフラットな安定感があります。
これにはタイヤの特性やボディ剛性、サスペンションの設定がメインで作用している所です。
AVS設定の無いGグレードなので、スポーツモードにして高速域でサスペンションの減衰を変えて振動を低減させる事は出来ないのですよ。
21インチ大口径ホイールの弊害である路面凹凸の振動が常にありますし。

足回りが柔らかめだからとしても振動が少ない。ハンドルの感触で路面の凹凸はちゃんと感じます。路面の情報はちゃんと得られていますが、例えば橋の継ぎ目の振動も幅広い速度域で収まりが早くて振動に身構える事が無い。
高い剛性と遮音性の高さに包まれ感の中に、
パフォーマンスダンパーの振動収束性の効果も含まれていると考えています。

スポーツ志向の車種には前後にパフォーマンスダンパーの設定があります。
クラウンクロスオーバーには前部のみです。

パフォーマンスダンパーが後から出てきた概念なので、中々ここに作用していると指差すのが難しいですが、基本構成の上にパフォーマンスダンパーを配する事によって、総合的にドライバーの負担を軽減して、上質な感覚を与える事に寄与しているのではないでしょうか。

つまりは補完的な治具だと思います。

タイヤをコンフォートからスポーツタイヤに変えたら乗り味の変化があります、走行性能に直結します。タイヤの様な基本構成の変化程の効果は無いと思います。

私はつける気満々だったので幸せです。


https://www.trdparts.jp/product/crowncrossover/grparts/functional.html