カッティングプロッターローランドDG SV-8にてカッティングステッカーを自作する

この度、愛車BRZにステッカーを貼付してはどうかと思い立ち、自作にて様々なカッティングステッカーを製作すべく、ローランドDGより発売されるカッティングプロッター、STIKA SV-8を購入した。

早速小生が｢これ｣と認めた良質なロゴ画像を数種パーソナルコンピュータへ取り込み、付属のソフト、CutStudioにて丹念にロゴからアウトラインを抽出、アンカーの微調整を進め、順調に自作カッティングシート作成作業を行う。

出来上がったデータをプロッターへと転送し、カットを開始。
カッティングシートが小生の指示通りカットされてゆく。
何ら問題無くカッティングが進み数分後、シートのカットが完了した。

ここからは手作業にてシートの不要部分をデザインナイフとピンセットにて除去してゆく｢カス取り｣と呼ばれる作業を行う。

写真はそのカス取り工程途中である。

こちらがカス取りが完了した物である。
市販のステッカーと比しても何ら遜色のない出来栄えである。
流石は小生まさあべといったところか。

この後、こちらのシート上面にマスキングシート、もしくはアプリケーションシートと呼ばれる透明のフィルムを貼り付け、スキージーと呼ばれるヘラにて気泡を抜き圧着させ、カッティングステッカーは完成を見る。


もはやステッカー制作を生業にして食い扶持を得て行く事も可能に相違無かろう。
小生の満身に自信が漲る瞬間である。

こうした工程を経て完成した試作品。

ロゴの複雑さにも左右されるかとは存ずるが慣れれば数十分で取り込みから製作が完了する簡便さである。

どちらかと言えばカッティングそのものよりは、美しいカッティングステッカーを作るにあたり最も肝要であろうCutStudioでのカッティングラインの微調整に作業工程の半分以上を費やすものである。

小生まさあべの愛車に貼り付けてみた。

中央の金色のステッカーはインターネットショッピングにて購入したものであるが、それと比べても何ら遜色の無い仕上がりである。


もっとも、到着した通販購入品のこちらを観察し、この程度の出来なら小生でも作れるであろうとの判断から今回の挑戦に至った次第。

この判断は至極賢明であったと言う他なかろう。

グローブボックス上部のプラスチックパネルもこの通り、自作のSTiステッカーを貼付する事により一気にスポーティに変貌する。

フューエルリッドにもSUBARUのステッカーを奢る。
こういった目の行き届きにくい部分にもしっかりと抜かりなく手を入れる。

流石は奈良盆地随一のボクサー乗りを自負する小生まさあべ、そのセンスはやはり並大抵のものでは無い。

中島飛行機から続くスバルの伝統と誇り、それを小生の愛機でも強く主張すべく｢昴戦闘機隊 NAKAJIMA SPIRIT｣のカッティングステッカーを製作。
今回一番の力作である。

写真の通りエンジンルーム内、エアクリーナーボックスに貼付してみた次第。


このように自らの主張とセンスを余すことなく自在に表現する事を可能とするカッティングプロッターによるステッカーの自作。
非常に満足感が高く、例え雨天で愛車に触れない日であろうと自宅内に居ながらにして愛車のレベルアップを図る事をも可能にしてくれる。

小生まさあべが自信を持ってお薦めするカスタム作業のひとつと言えよう。