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イイね!
2016年10月07日

素の15MB

素の15MB  シートによるフワフワ感がなくなり身体にダイレクトに伝わるようになったので、より素の15MB がわかるようになりました。

基本的にクルマの印象って、総重量、ボディ剛性、タイヤの特性、アライメント、スプリングとダンパー、変速比、ブレーキパッドの特性、そしてドライビング・スタイル。簡単に言ってしまえば、これらのバランスで全く変わるんですよね。
あえてエンジン特性をリストに入れていませんが、乱暴な言い方をすれば、加速と最高速の違いだけだと思っているので、個人的にはクルマの魅力的要素として大したウェイトは占めていないんですよ。
なぜコンパクト(ライトウェイト)カーが好きなのかという問いの答えと言ってもいいわけです。

結局のところ、どんなクルマも物理の法則を超えることはできないので、性能以上のコーナリングはできないわけです。
そしてエンジンに用があるのは、立ち上がり(登り)と直線だけで、しかも競技ではレギュレーションが決まっているので、大差ないわけです。(もちろんカテゴリーに依りますけど)

ということで、さしあたって足回りについて素人なりに考察してみます。

注)ライトウェイト車は乗車人数で印象がかなり変わりますので、ここでは1名か2名乗車時とします。

まず車重が13Sとほぼ一緒なので、足回りも13Sと同じだと思われます。

*スペック表から、13S:1010kg、15MB:1000kg(2015/9月現在)1010kg(2016年5月現在

AutoExeのカタログにはノーマルのスプリング・レートが記載してあって、F(17.2N/mm)、R(23.9N/mm)とありました。

なるほど、道理でフロントアンダースカートの下面を簡単に擦るわけだ!
いろいろな場面で簡単にノーズダイブする。
そしてリアの方が硬いこと(と言っても大差ないけど)が主な理由なのか、ロールに対しての安定感を感じることにも何となく納得する。

あと、少々アベレージ・スピードを上げて走ると、ハンドリングが少々ナーバスに感じます。これには「おそらく」アライメントやタイヤも関係しているかも、と「第一印象」で感じました。
舵を「無意識に補正したくなるような感覚」というか。。

スプリング・レートが低いことも原因だろうけど、路面状況やスピードに依って良い意味でも悪い意味でもよく動く。その動きすぎる弱いバネにプリロードをかけ、更にダンパーで抑えているのだろうけど、それが一般的に言われている「少々硬い」という印象を与えているのかも。
個人的には硬いとは全く思いませんが、特定の段差を(リアが)越えるときに「おやっ?」って思う時があるのは確かです。

そしてタイヤですが、ユーティリティーパッケージに付いてきたタイヤは、サイズが185/60で、ホイールのリム幅はタイヤの推奨サイズの5.5Jなので、やはりこれも少々縒れても仕方がないかもしれません。
サイズ的に6.5Jまで引っ張れるはずなので、それだけで印象が変わるでしょうね。
個人的にはフロントだけ6.5Jにしてみたい。(前後のタイヤローテーションができなくなるけど)リアはこのまま。

ドライビングの入力に対してクルマが返してくる結果が遅れるように感じるのは、タイヤが縒れつつサスペンションも一緒に反応して動いたり、また急な荷重が掛かった場合でも、ダンパーが抑えつつ沈み込み、タイヤが潰れてグリップが発生し……と、実際に反応するまでの一連の流れにタイム・ラグがあるからでしょうか。当然、ブッシュだのアッパー・マウントだのと、ゴム製の部品がいたるところに使用されていますし、エンジンマウントもノーマルは柔らかいので、エンジンは常にユラユラ揺れていて、そのせいでコーナリング中にシフト・ミスもしたりするわけで……、その辺は推して知るべしですね。

なので、自分のいろんなセンサーを敏感にしておかないと怖いわけです。急ハンドルによる危険回避時もダルな反応になるので、遅れた大回りになり、回避後の戻り時も、結果的に操作遅れになってヒヤッとします。大げさに言えば、盛大に左右に傾きながら曲がるクルマですが、常識の範囲内なら何の問題もありません。ピーキーよりはマシっていうことです。

そして慣れとは恐ろしいもので、しばらく運転している内に、自分がクルマに合わせた運転をしているのにちょっと苦笑してしまいます。
i-DMもそれに拍車をかけているのは否定できません。
過剰な入力を与えるとフワフワするので、フワフワしないように運転するとi-DMの点数が簡単に上がる。でも、点数を下げるのも簡単で、ユラユラ or ブイブイ運転すればあっという間に点数が下がります。
急ハンドル、急減速、急加速の減点は分かるとして、面白かったのが惰性で走行しつつ半クラッチ気味でアクセルを必要以上に何回も煽ったり、また意図的にポンピングブレーキをすると白ランプが点きまくる!(今時は、ポンピングブレーキはしない!?)

何にせよ、レイトブレーキングでドン!と突っ込んでスーッと曲がってエイッヤッ!と加速すれば点数が下がるということです。確かに結構ロールしますが、でも案外踏ん張るしスムースに行ける。もちろんスキール音もなく、内輪が浮くこともないレベル、当然ESSもDSCの介入もなしですけどね。と言いつつも、車重は増えますが、2名乗車の方が安定するのかも?というようなイメージでしょうか。

ということで、大体の感覚は掴みました。
現段階での結論として、可もなく不可もなしといったところですが、ちょっと頑張ると怪しくなる。でもそれも初期でユラユラするから何となく怖いだけで、実際のブレイクポイントはもう少し上にあるような粘り感も感じるという妙な安心感も感じさせる不思議なクルマです。(だから「プレジャー」なのかもね)
この何となくベールに包まれた怪しい感じが運転を曖昧にさせるんだけど、ただクルマ自体のトータルレベルは、もはやコンパクト・カーのレベルじゃないと思う。たぶんボディ剛性を筆頭に、ホイールベースや、リアのストローク加減とアライメントがそう感じさせているんだと勝手に思っています。

つづく。

ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2016/10/07 18:56:13

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