フロントドライブシャフト左ブーツ交換

443,578km

12月のスタッドレス交換の際、ブーツからのグリス漏れを確認していたのと3月に車検が来るので交換します。

フロント左は21年8月（39.1万km）、16年3月（25.6万km）にホイール側、ミッション側ともに交換済みでしたのでこんなに早く漏れるのは意外です。

過去ミッション側はホイール側と同時交換してたのでホイール側の異常は初めてです。

前回作業はこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/2626600/car/2192491/6520258/note.aspx

https://minkara.carview.co.jp/userid/2626600/car/2192491/3795975/note.aspx

いつもなら純正に交換するところですが、ミッション側があと10万kmは大丈夫と思われシャフトを外すのが面倒に思い、分割式ブーツを試してみることにしました。

ミヤコ自動車のエムタッチです。

純正サプライヤーであるミヤコ自動車の製品なので安心です。

amazonで4600円

中身はこんな感じ。

ブーツ、バンド、グリス、組み付け用油、取説

破れたブーツを外すためバンドを外し

ブーツはカッターで切り、取り外します。

微小なクラックなのか、見た目ではどこから漏れてるのか確認できませんでした。

古いグリスをふき取り、付属のグリスを充填します。

シャフト部とカップ部に付着した余分なグリスをふき取り脱脂します。

箱の一部であるグリスガードを切り出しカップ側に嵌めておきます。

そしてブーツをシャフトに嵌め、ブーツの溝に組み付け用油を塗布します。

このブーツは接着式ではなく、ファスナーのように溝に嵌めるだけです。

溝との嵌め合いがしっかりしてるので、油がないと嵌まらないようです。

油は時間が経つとなくなるそうです。

ブーツの半分程度を溝に嵌めたら、グリスガードを外してカップ側に嵌めます。

カップ側に嵌めたら、シャフト側の位置を合わせて、ブーツの残り溝を合わせて組み付けます。

最後にバンドを取り付けて完成です。

バンドは回転方向による組み付け方向がありますので、取説に従って組み付けます。

カップ側バンドカシメ

シャフト側バンドカシメ

テスト走行で異常のないことを確認して完了です。

準備さえできていれば30分もかからないのでとても楽でした。
後はどのくらいの耐久性があるかです。

一応この製品には3年3万kmの保証がついてますが、この程度で破れてもらってはコスパが悪いです。

10万kmくらい耐久性があればうれしいです。

ディーラーでは分割式は使わないでしょうが、作業工数が少なく工賃も安くなるので耐久性さえあればこれはありですね。

なんといっても必要な工具が、マイナスドライバ、ハンマー、カッターの3点だけという手軽さがいいです。