デッドニング施工
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
内張りを外して前オーナーが施工してくれたデッドニングを剥がします。
その施工方法と部材から丁寧で理論的な作業と内容だと感じ、とても車を大事にしていらっしゃる方だと改めて実感しました。
本当にありがとうございます。
2
さっそく完成後の写真になってしまいました(笑)
使用したのはレアルシルトです。
3
アウター側はほぼレアルシルトの切れ端を貼るだけでした。
ジオの鉄板はなかなか厚く仕上がっていて共振はあまり気にならない、という甘い考えを…
4
スピーカー背面は硬いモナカのような音拡散シートです。
これの使い方は難しい気がしました。
拡散した音は行き場をなくしてドアパネルの中でどのように反響するか計算できなくなるからです。
とりあえず現状貼っていますが…
5
これはオマケ。
アルパインバッフル+カロッツェリアのメタルバッフル。
内張りに見事に当たったので却下(笑)
アウターまで作り込めば背面までの距離も稼げるこの使い方も面白いかもしれません。
6
作業を終えて…
音は確実に引き締まりました。
中高音の鮮明さが上がったために既設のタイムアライメントが大幅にズレる結果に。
が、
低音は明らかに出なくなりました。
考えられる要因は
①エンクロージャー化による本来鳴っていた音までデッドニングしてしまった。
②背面で拡散した音がガラスとパネルの隙間などから表に入り込んで表の音を打ち消している
中低音はサブウーファーとタイムアライメントマジックとイコライザーで補っているので今回のデッドニングはある意味成功でした。
ボーカルのピントが真ん中にある状態でも他の楽器はボーカルのすぐ横で鳴っているのがわかります。
ただ、中低音をドアから鳴っているのを楽しみたい方には今回のデッドニングは失敗といえます。
オレも予想外でした。
レアルシルトが高額なのと、防水ビニールはほぼ完全に撤去したので後戻りはできませんがいつか色々検証しながら音の変化を試してみたいです。
7
前項で書き損ねましたが、車内音響がレベルアップした副作用として車外に丸聞こえオーディオになりました。
2000~4000Hzだけが爆聞こえです。
これはこっ恥ずかしい。
デッドニング前とは明らかに外で聞こえるので原因は
①アウターパネルの共振
②または共振がなくなったことによる減衰が働くなって内部で反響している
耳をドアに当ててみるとスピーカー背面とドアミラーの付け根、そしてドアハンドル付近から音が激しく聞こえます。
スピーカー背面に貼ったモナカが悪さして中で反響しているのか…
ということで写真を撮り忘れてしまいましたが反響の対策としてドアハンドル裏側あたりのレアルシルトにバスレフホールを開けてみました。
水混入と強度対策で家用エアコンの配管引き込みに使うプラの丸い管を切って使用しました。
結果、タイムアライメントもイコライザークロスオーバーも煮詰めなおす事態に。
ただ音はさらに良くなりました。
が、車外の音漏れに変化はなかったのでただ単に車内音響のグレードアップにつながっただけでした。
ある意味失敗。
今回さらに得た考察は、
タイムアライメントを調整してるうちに低音が強く出ている時とそうでないときに音の到達時間にズレが生じていることに気付き始めました。
今まで音のピントがズレていたためにごまかされていた音のズレがデッドニングによりピーキーになったことで強く具現化したのだと思います。
ここで初めてキャパシタを導入するのですね…
勉強になりました!
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