15年間の東京勤務を終え、地元の福岡に戻ってきたのが2010年。
そのうち出張とかで東京に行くことなんていくらでもあるだろうと思っていたんですが、なかなかその機会がこない…。
で、あっという間に12年が過ぎてしまいました。
いい加減、東京に行きたいなぁ。
私的な事情もあったので東京行きを計画したもののコロナの影響でままなりません。
本当だったら昨年中に行くつもりだったんですが延期に次ぐ延期。
このまま先延ばしにしていても先が見えそうにないので、コロナの第5波が過ぎ、比較的落ち着いたタイミングを見計らって東京行きを決断。
ということで、今回は二泊三日で東京を訪問した際の記録になります。
ちなみに仕事とは全く関係ない小旅行みたいなものなので嫁さんも一緒です。
当ブログにおいて、一切、姿は見せていませんが。
正月明けの三連休初日、朝9時過ぎのJALで東京に移動します。
搭乗時間まで時間があるのでブラブラしていると、お隣のスポットにはA350-900が駐機しています。
コクピット周りの造形を見ると某アニメのお巡りさんを連想するのは私だけ?
私達が乗って行くのはこちらのJA701J(777-200)。
それにしても天気が良くて良かった。
今回の東京行きは結構ドタバタと手配したので、残念ながら窓側の席を取ることができず。
なので移動中はずっとZzz。
羽田への着陸態勢に入ってからコクピット計器イメージの画面を見ていたのですが、到着時の高度が-69mというのはあんまりじゃない?
と、一人で突っ込みを入れてました。
10時30過ぎに羽田に到着。
ボーディング・ブリッジから見たお日様が眩しっ!
まずは腹ごしらえが必要ということで、空港内でお蕎麦を頂きました。
今回の東京滞在中、移動は全てレンタカーを使用します。
カウンターからレンタカー会社へ連絡した後、お迎えの車がくるのを待ちます。
まず向かったのはとらやの赤坂店。
お菓子を少々仕入れます。
寅年ということもあり、沢山のとら関連商品がありました。
建物の造りや造形も綺麗なこと!
で、久しぶりの首都高を楽しみながら向かった先はさいたま市の浦和美園。
埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の浦和美園駅にて、当面の足となるカローラツーリング号との緑化記念写真を一枚。
浦和といえば浦和レッズ(しか連想できないw)
ホームスタジアムとなる埼玉スタジアム2002。
日没後のマジックアワー終盤、浮かび上がる富士山の姿。
この日の夕食は北浦和の駅近くにある二木屋さんで。
こちらのお店で国登録有形文化財となっている会席料理をいただきました。
メインのステーキは鹿児島産黒毛和牛。
味付けされていない素焼きの一品なんですが、私のバカ舌でも、ため息しか出ないほど美味かったです。
あの世に行く前に、もう一回食べておきたいと思ったレベル。
日本家屋を使っているお店の中庭には、前日に降った雪がまだ残ってました。
会食を済ませた後は都内に戻り、本日から2泊の宿となるホテルメトロポリタン丸の内へ。
右手の高層ビルはマンダリンオリエンタル東京が入っている日本橋三井タワー。
一度は泊まってみたいもんです。
手前はご存知、日本銀行本店。
さて、二日目の朝を迎えました。
この日は昼過ぎまでは嫁さんと別行動。
「じ・ゆ・う・じ・か・ん」というやつですね。
ふふふ♪
なにかと初期セットアップに時間がかかる嫁さんを置いといて、そそくさと一人で早朝モーニングを頂きます。
えっと、きちんと双方合意の元ですのでご心配なく(もぐもぐ)
右手遠目に見えるのは方角的には筑波山かな(ずずず)。
まったくもって自信が無いけど(ごっくん)。
部屋から荷物を持って一足先にホテルを飛び出します。
昨日、車を停めるのにここしか開いていなかったので、メチャメチャ苦労して停めた地下駐車場。
最大幅1,750mmに対し、カローラツーリング号は1,745mm。
何度、切り返しして停めたことか。
しかも、隣にも車が止まっていると柱が邪魔で車の前にどうやって出れば良いのか分からないし。
時刻は朝8:00、神田橋ICから首都高に乗ります。
さて、今回の自由時間は半日程度しかありませんので、ガッツリ遠征ドライブという訳にもいきません。
ひたすら、時間が許す限り、都内で緑化活動に勤しむという選択肢も考えましたが、後で必ず嫁さんにどこに行ったか報告を求められるはず。
「ずっとブラブラ(緑化活動)してた!」と言うと、せっかく東京まで来たのになにやって(…以下、略)と、かなり冷ややかな仕打ちにあう可能性が高いので素直に観光活動ついでに緑化という線で行動します。
リスク対策は重要です。
首都高を走ること小一時間。
わざわざこっちで切符を貰ったり事故なんぞを起こしたくはありません。
しかも慣れないレンタカーでもありますので、超絶安全運転にて移動します。
でも、ハイドラ画面を見なくとても、走っていれば勝手に新規CPを次々にゲットできるのはうはうはです。
ちょっと走り足りない気持ちで到着した目的地がこちら。
「COASKA Bayside Stores」
めちゃくちゃ久しぶりの横須賀です。
昨夜、ホテルの部屋でさんざん考えた結果、「YOKOSUKA軍港めぐり」を楽しむことに決定、とりあえずWebサイトから1名様でご予約。
時間的にも丁度よい感じになりそうだったので。
遊覧船の出港時刻まで少し時間があったので、ヴェルニー公園を散策。
横須賀港の歴史を少しだけ学ぶことができます。
「DDH-183 いずも」と、「DDG-179 まや」
もう、これだけで私のテンションMAXでございます。
「COASKA Bayside Stores」の全景。
車はここの屋上駐車場に停めました。
そろそろ出港時刻も近づいてきたので乗り場の方に戻ります。
すでに乗船待ちの行列ができ始めていたので私も一緒に並びます。
思ったより年配の方が多いですね。私もその一人なので違和感はないはず!
軍港めぐりの料金は大人1,600円。
実は11:00の便を予約していたんですが、思ったより早く着いてしまったので10:00の便に変更してもらいました。
今から乗船する船がこちら。
1階は屋内、2階はオープンデッキ。
乗船後は2階に上がり、右舷後部のベンチシートに腰を落ち着けました。
この遊覧船は吾妻島を半時計方向に回り込んでいくため、接岸している艦船を見るなら右舷側に陣取るのがベストじゃないかなと。
さて、ここから「YOKOSUKA軍港めぐり」出港いたしま~す!
まず始めに目に入ってくるのが、並んで停泊中の第2潜水隊群所属の「おやしお」型SS。
後ろの建物が第2潜水隊群司令部となります。
ここから暫くは横須賀米海軍施設になります。
「APL-40 ニュエシス」艦船乗員の宿泊施設として使用されている支援船。
エンジンは撤去済みらしいので動くことはできないみたいです。
「そうりゅう」型SSが充電作業に伴う水蒸気を吐き出してました。
そういえば、潜水艦ってハイブリッドシステムの先駆者みたいなものでは?
アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の「DDG-114 ラルフ・ジョンソン」と、接岸作業中の「DDG-83 ハワード」。
長旅だったのでしょうか?結構、お疲れ気味のお姿でした。
ちなみに接岸支援中のタグボートもアメリカ製らしい。
たしかに見慣れている日本のタグボートと形が違いますね。
次に見えてきたのはタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の「CG-54 アンティータム」とニミッツ級航空母艦「CVN76 ロナルド・レーガン」。
ロナルド・レーガンはアフガニスタン駐留米軍撤退支援の後、10月に横須賀に戻ってきてからメンテナンス継続中の様です。
アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「DDG76 ヒギンズ」(一番左)、こちらがフライトⅡ。「DDG-114 ラルフ・ジョンソン」(中央)がフライトⅡA。
艦尾のヘリコプター格納庫有無が異なります。
それにしても、アーレイ・バーク級を70隻以上も配備している米海軍ってやはり凄いなと。
海に突き出たブロック状の設備。
こちらの設備は横須賀消磁所と呼ばれるもので、磁気機雷への対処として磁力を帯びた船体の消磁を行う日本唯一の設備らしいです。
私、こんな設備があるのを今回初めて知りました。
吾妻島をぐるっと回ったところで見えてきたのは、日産自動車追浜工場方面の建物。
一応、車ネタということで。
さて、ここからは海上自衛隊の艦船群が主役となります。
九州に住んでると、殆ど見る機会がないと思われる艦船がてんこ盛り。
仲良く並んでいる汎用護衛艦群。
右から「DD-154 あまぎり」、「DD-101 むらさめ」、「DD-110 たかなみ」。
VLS化が進んでいる現在、あまぎりのシースパロー発射機とかとても格好良い。
それぞれがネームシップ艦であるむらさめと、ちょい発展型のたかなみ。
違いを探すと結構面白い。
チョット通り過ぎた所で先程の艦を再確認。
試験艦「ASE-6102 あすか」と海洋観測「AGS-5106 しょうなん」。
たかなみの艦中央部アップ。
SSM-1Bの設置位置とか煙突のロービジ化とか違いますね。
ちょっと進んで絵葉書ポジションで。
一番大きな違いは主砲。
ちょっと見難いですが、Oto Melara社の76mmから127mmへと変わっています。
自衛艦隊司令部をバックに海洋観測艦「AGS-5105 にちなん」。
第2潜水隊群の直轄艦である潜水艦救難艦「ASR-404 ちよだ」。
ちなみに艦名の由来はお城の名前らしい。
この艦、ずっと見たかったんですよね。
欲を言えばチラッとでもDSRVが見たかった。
「LCU-2002 輸送艇2号」と掃海艦の「MSO-304 あわじ」。
段々逆光に戻ってきて露出がヤバくなってきた。
「そうりゅう」型SSで当直されている方が、我々遊覧船に向かって帽子を振ってくれました。
はい、船内は超盛り上がりです(笑)
2隻、鼻先を突き合わせるように停泊している「そうりゅう」型SS。
この日、横須賀で見ることができた潜水艦は5隻。
点検修理中の艦(あるのかな?)と呉にも同隻程度が停泊していると仮定すると、現在就役中の潜水艦(21隻、来月から22隻へ)の約半数が日本海、東シナ海、南西諸島周辺を哨戒任務中と思われ…とかいろいろと妄想してしまう。
こちらは特務艇の「ASY-91 はしだて」。
海の迎賓館とも呼ばれますが、災害発生時における医療救難機能も有した艦。
こちらに係留されていたんですね。
お次は、眩しくて分からん!
とわだ型補給艦「AOE-423 ときわ」。
こうやって見てみると流石の横須賀ですね。一揃いの艦船が全てが揃ってます。
その隣の桟橋にはこんごう型イージス護衛艦「DDG-174 きりしま」、あきづき型護衛艦「DD-116 てるづき」、たかなみ型護衛艦「DD-111 おおなみ」。
おおなみ以外の艦番号は全てロービジ化されてます。
右からあさぎり型護衛艦「DD-152 やまぎり」、「DD-153 ゆうぎり」、まや型イージス護衛艦のネームシップ「DDG-179 まや」。
「まや」のみ切り出し。
絵葉書風にもう一枚
最後のトリはいずも型ヘリコプター搭載護衛艦「DDH-183 いずも」。
流石に船体が長大(248.0m)なので、全体像が写せません。
まずは艦橋部分のみを1枚。
少し離れたタイミングで全体像を。
軽空母化に向け、既に甲板の耐熱処理は終わっていますが、艦首部分の改修や着艦誘導装置の導入等、再来年から始まる二次改装が終わるまで戦力化にはまだまだ時間を要します。
ということで「YOKOSUKA軍港めぐり」はこれにて終了。
風は少々ありましたが天候も良く気温もそこそこ。
本当にここに来て良かったです。
最後にお土産屋さんを覗いていくことに。
日米各艦船のピンバッチが沢山(店内撮影OKの張り紙あり)。
自分へのお土産用として2個購入。
さてどれでしょう?
当たっても何も出ませんけど(笑)
答えは後編の最後に。
今回の旅行記を一つのブログで書いてしまうと3万文字制限に絶対引っかかるので、一旦ここまでを前編とさせていただきます。
お初の前後編ブログになってしまいました。
後編も間を置かずにアップできると思いますので、内容には期待せずにお待ち下さいませ。
ではでは~♪