REARMASTER ステアリング 学習 リモコン 車載DVDカーナビ専用のハンドルリモコン その2

チップ抵抗をはんだつけするので
安物のマイクロスコープを用意しました
外す分には肉眼でも両サイドに半田を適当に盛れば簡単に剥がせますが
半田付けする際や汚れたチップ抵抗の表記を確認する際はあった方が良いです
半田つけを多用するのでケーブル類は
コルゲートチューブで保護しときました。

チップ抵抗は昔使った
ビデオカード,PCIのLANボード,SATAのUSB3.0ボードなど探しましたがどれも抵抗値がkΩを超える物ばかりでした。
途方に暮れてふとIDEの2.5インチ外付けケースの端子を眺めていると
1KΩ未満の適当な抵抗がありました。

換装前の抵抗です

抵抗は理由は無いですが
三菱のステアリングリモコンにしました。5ボタンしかないのでミュートボタンは捨てました。抵抗値は
ソース→曲送り→曲戻り→ボリューム＋
→ボリューム－の順に高くなります。
上の写真の左から順に
850,222はケースから拝借
122はボリューム＋から抜き取って
332は戻るボタンから抜き取って
最後は部品の足をもぎ取って短絡させました。850は85Ωの間違いです

換装後の抵抗です
ワット数の低いコテとはんだ吸取り線
細めのはんだ、フラックスはあると便利だと思います。
ひん曲がって汚いですがテスターで動作確認できました。

プリセット→Mitsubishi→ボリューム+-を押して｢complete｣と表示されてあっさり認識しました。
動作テストをするとボリューム+-と曲戻りしか機能しませんでした。
正しい配線はステレオミニ端子の根元がGNDで真ん中はリモコン、先端は何も接続しませんでした。
試しにステレオミニの配線を変えても変わりませんでした。
リモコンの間に200Ωの抵抗を噛ますと
ソースボタンが効きました。
なぜか曲送りボタンもソースボタンになりました。200→300→400Ωと上げていくと曲送りボタンも効きましたが
デッキ側のAD変換の境目か
釣られにボリューム+が-に変わってしまいました。
ボリューム+の抵抗を下げるか
曲送りの抵抗を上げる必要がありますが
低容量のチップ抵抗が見つからず
途中で何度もチップ抵抗を変えましたが
丁度良い低容量のチップ抵抗が見つからず基板パターンが剥がれそうで面倒な事になりそうなので
曲送りボタンを捨てる事にしました。
センターコンソールからステアリングコラムまで距離がありケーブル延長で
抵抗値が変わると思うので再度微調整が必要かと思います。
全体の抵抗値合わせには可変抵抗があると楽かもしれません。