ヘッドユニットのLED化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
純正ヘッドユニット(オーディオ部分)のLED化をやってみました。
オーディオ下のエアコンパネルは半年ほど前にLED化しているのですが、ソケット電球をT4.2とT3.5のLEDと差し替えたのみでしたので、さらに今回の作業とあわせて基盤にはんだ付けされているLEDも交換してみようと思います。
※LED化にともない、いくつかの不具合があるので直してみたいと思います。
不具合
1.HU-650→HU850Jに交換、CDが駆動しないので、HU650の駆動する内蔵CDデッキを差し替える。
※先日、CD読み込み不可をクリーニングでどうにかチャレンジしましたが結局駄目でした。
2.エアコンパネルの真ん中のT4.2球が最近点滅を始めた。
3.最下部のウィンドースイッチ一列が
全て滅灯してしまった。
写真は作業前の状態です。
HUは光り方はおとなしくて良いのですがややグリーン気味の照明が少し時代を
感じさせます。
オーディオの照明は全て青キャップをかぶせた電球が基盤に直接はんだ付けされているので、ここを表面実装のLEDに差し替えてみようと思います。
2
連休はどこも渋滞なので、じっくり作業してみます。
電子工作は得意ではないので、
この1ヶ月、ずっと勉強していました。
しかし、抵抗値計算など非常に難しい知識も必要なため、事前に勉強が必要でした。しかしまだ良くわかってません。
オークションで入手しているユニットを並べて作業開始です。
3
途中作業カットしてますが、ヘッドユニットの全面パネルを外すと出て来る基盤です。ここまでのバラし方は比較的簡単です。CDデッキ交換の方が大変です。やばいほどの複雑工程でした。
赤丸部分が交換対象。
問題がひとつ。
極性が分からない。電球に極性はないのですがLEDには極性があるため間違えられないのです。
ハンディテスターも用意したのですが
使い方がいまいち分かってないので、
不安です。基盤をよく見ると、いくつかの箇所に極性マークがありますが、それを追って極性を知る知識と眼力がたりないです。
でもチャレンジ。
4
下の小袋がLED群。
あらかじめ下調べしたサイズなどを元に用意しました。
LEDは5226 3216 2012 の白と青
5226はHUに使用。
3216はエアコンパネル用。
2012はサイズが小さい物があったときの予備。
ご存知の方も多いと思いますが
LEDはサイズがまんま商品名になっているのです。5226は5.2mm×2.6mm。
てことは2012は2.0mm×1.2mm。
強烈に小さいです。まだ小さいサイズもあるというので、驚きです。
写真の手にしているのが
SMDテスターという便利な商品。
極性合わせてLEDをつまむだけで光らせる事ができるんです。すっごい便利。
今回これのおかげで助かりました。
※つまんで光っているのがLED3216。
テスター内蔵のCR2032電池の電力で点灯確認できるところがいい。
5
作業に夢中でオーディオの完成写真忘れました。
結果は成功。ただし、1つつけてはテスターで点灯確認する事ができなくて不安な作業でした。いくつかの電球回路が直列になって1つの回路を形成しているので、まとめて交換しないと点灯しないという事がわかりました。
孤立している回路のLEDはハンダ付け後にテスターをあてるとその場で光るので
確認できるのですが、往々にして幾つかの回路になっている様です。
都度、極性が違うのか?と疑心暗鬼のまま作業をして相当の時間をロスしてしまった。
ただ、一度正しくハンダ付けが決まると、テスターでLEDを挟むと、連動した回路部分のLEDが一斉に光る事が分かってからは、作業がはかどりました。
続いてエアコンパネル。写真はその基盤です。
今回の作業箇所を丸してみました。
デフロスターやシートヒーターや暖房系とOFF系などは赤が合うと思い、交換はしません。
ON系と送風量、送風位置などを白や青にしてみます。純正は緑と赤です。
やはり極性表示が一見するとわかりません。※あとで判明しました。
工程は
・テスターで極性を念入りに調べる。
純正LEDは両端にテスター当てると
光ります。テスターは持ち手の親指側がマイナスとなります。アノードってやつですね。
・ハンダごて2本を使って、純正LEDの
はんだを溶かしながら外します。
・ハンダ吸い取り線で綺麗にします。
・パーツクリーナーでハンダ前にクリーニングします。
・予備ハンダを片側のみに少し盛ります。
・LEDをその片側にはんだ付けします。
・もう片方をハンダ付けします。
・最初の方を調整でハンダ付けします。
・テスターで確認します。
※回路によって、この時点で点灯しない事も多々あります。車に接続すると見事に点灯しますが、途中の基盤の状態で確認できると、もっと安心して作業できるのですが、やり方がわかりません。ACアダプターを改造した、12v電源供給機?はあるのですが基盤の電極がわからないのです。
ハンダごては温度調整機能つきのコテで
200度〜250度くらいで熱に弱いLEDを
いたわりながらやったほうが良いみたいです。
基盤上で点灯確認できない時の心の拠り所としては、外した純正LEDの極性を調べて、同じ極性で取り付けるのが一番確実でした。
おそらく基盤に取り付けた後では、LEDの必要電力・電圧が緑・赤系と白・青系では違うのがテスターで確認しきれない原因なのかな?と想像してみました。
なんせ電子工作は素人。
抵抗値のことなど厳密に考慮すると
間違ったやり方かもしれません。
ショートすれば、一発で基盤がオシャカになります。あまりおすすめはしません。
終盤にわかった事ですが、基盤上に
LEDを取り払うと囲み線が表示してあります。その囲み線の片方の短辺が少し太く印字されていて、それをアノード側、としている様です。
ボルボさん、いや、基盤製造はアルプス電機さんか。オサレに表記しないで、A/K表示か▶とかで表記してください!
当たり前の表記なのかもしれませんが、素人的には???の連続でした。
6
ともかく、LEDの打ち替えは完了しました。
素人ですが、きちんと光ってくれると嬉しいものです。
恒例の問題点。笑
・写真でハレてる箇所、横一列が爆光です。目が痛い。おそらくLEDの位置関係。プリズムでスイッチまで光を届かせているのですが、その場所だけ直接に光が通ってしまい、爆光に。減光処理を後日します。抵抗値を変えてって高度な事はできないので、スモークフィルムなどでごまかします。※黒いスポンジをプリズム部に挟みましたが効果今一。やはりフィルムですね。
・CDデッキの交換後、作動しなかった。これショックでした。なんか考えます。
・真ん中の点滅、基盤のハンダ割れを睨んでいくつか再度ハンダをし直したが治っていなかった。
・最下部、点灯せず。
結局悩んで、もう1基別のエアコンパネルが予備であるのでハンダをもう一度やり直し、
LEDを付け直し、新たに差し替えました。
しかし何故か基盤の厚みが違い元々のT4.2球がはまらず、一部電球に戻ってます。何をしてんだか。同じ品番なのに基盤の厚みが違うって。
これはT4.2球をリューターで加工して後日作業します。
以上、12時間近くすったもんだした休日でした。
しかし、光れば全ての苦労が吹き飛びます。白。いいですね。ONで青。これもなかなか。全部白にするのも考えましたが、直感的な操作に支障がでそうなので
色分けをしました。
7
次回は調子に乗って、全ウインドースイッチ、シフトゲート、ステアリングスイッチまではLED打ち替えしてみたいと思います。怖いのでメーターパネルはやめとこうかな。でもいずれ手を出しちゃいそうです。
長々と素人の駄文と工程でしたが
間違いも多々あると思いますし、
万が一の時には廃品を生み出す事に
なるのでDIY的には素人は手を出してはいけない気がしました。
自己責任で。
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