予約ロックキット（ヒンジドア用）取り付けに伴うLEDフットライトの不具合対策

先日、コムエンタープライズさんの予約ロックキット（ヒンジドア用）を取り付けたところ、以前から取り付けているエーモンさんのLEDフットライトが正常に動作しなくなってしまいました。

ちなみに車両純正のルームランプは正常に動作します。

具体的には、予約ロックキットを取り付けた助手席ドアのみを開けている場合、フットライトが点灯ではなく点滅してしまいます。
「助手席ドアと他のドア」を開けているとき、及び「助手席以外のドアのみ」を開けているときは正常に点灯します。

予約ロックキット（ヒンジドア用）の取り付け
https://minkara.carview.co.jp/userid/2711208/car/2811891/7153757/note.aspx

LEDフットライトキットの取り付け
https://minkara.carview.co.jp/userid/2711208/car/2811891/5899515/note.aspx

不思議なのは、配線イメージ図の通りフットライトとカーテシランプは同一配線に接続しているにもかかわらず、点滅するのはフットライトのみです。

カーテシランプの設置
https://minkara.carview.co.jp/userid/2711208/car/2811891/5576236/note.aspx

実車でいろいろ調べてみると、どうやらエーモンさんのフットライトLEDコントロールユニットが原因のようです。
予約ロックキットを取り付けた助手席のみを開けている場合、車両純正のルームランプは正常に点灯していますが、その裏側では残照機能（パルス制御）が動作しているようで、その影響をフットライトLEDコントロールユニットが受けて、フットライトが点滅しているとの結論に達しました。（個人的な見解です）

なぜ車両純正のルームランプの残照機能が動作するかというと、助手席ドアが開いているときに、予約ロックキットが一定の間隔で繰り返し疑似的に助手席のカーテシスイッチ（ドアの開閉検知）をON・OFFしているからです。

そこで、フットライトに接続している「のれんわけハーネスのルームランプ線」に助手席カーテシ線を接続しました。

こうすることで助手席ドアを開けている場合、フットライトLEDコントロールユニットが助手席カーテシスイッチと直接つながり、フットライトが正常に動作するようになりました。

また、電流が回り込んでおかしな動作をしないように、整流ダイオードは必須です。

ここまで辿り着くのに試行錯誤の連続でした。（泣）

詳細は配線イメージ図を参照してください。

コムエンタープライズさんの予約ロックキットとエーモンさんのLEDフットライトキットの両方を取り付ける場合は、本症状が発生する可能性がありますので注意が必要です。

なお、今回の対策にあたりコムエンタープライズさんには多大なご協力及びアドバイスをいただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

お約束にはなりますが、本整備手帳を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。
年式やグレードで配線の色やピンアサイン等が本整備手帳と異なる場合がありますので、必ず検電テスター等で確認してから配線接続することをお勧めします。