momo TOPRUN M-300
KENDA KAISER KR20から交換。
サイズは同じ205/45R17、XL規格なので重たくなるのを心配したが、実測8.6KgとKENDA比0.8Kgの軽量化。
見た目はイタリアンブランド(製造はベトナム)だけあって、KENDA比、垢抜けしていていい感じ。でもサイドウォールの細かい模様はちょっとうるさいので、いらなかったかな?
トレッドパターンもスポーティーでいい感じ。縦溝はこれまで使ったタイヤの中で一番太く、排水性はよさそう(ラベルのウエット性能はA表記)だが、逆にドライ時のグリップが犠牲になっているかも。
このタイヤに期待することは、KENDAより静かで、乗り心地が良く、燃費がいいこと。
一言で言うとスポーティーだが、ややコンフォート寄りのタイヤということになると思う。
で、200Kmほど実走した感想です。
KENDAおよびスタッドレス(WINTER MAXX 02/01)では、タイヤが四隅で踏ん張ってる感があったが、このタイヤではそういう接地感はあまりない。なにか、トレッド幅が10cmくらい短くなったような感じだ。
上記タイヤでは平面で接地しているように感じるが、このタイヤではその平面の左右に大きなRが付いている感じ。タイヤ幅も実際の幅よりも2cmくらい細いタイヤを履いているような感じだ。形状的にはKENDAとあまり違わないので、もちろん、そんなことはないのだが…
音はうるさくもないが、静かでもない。
でも、注意して聞かなければ、音はそれほど気にならないので、及第点といったところか(ラベルでは68dB表記)。
乗り心地は、けっこう細かい振動を伝えてくる印象。路面の細かい荒れも、今まではタイヤが吸収して伝えてこなかったようなのだが、このタイヤではタイヤで吸収することなく、そのままサスペンションで吸収している感じだ、
サスペンションはフロントのダンパー以外、社外品にしているのだが、基本的な構造はFitベースなので、そのサスペンションの細かい動きに安っぽさを感じてしまう。
今までは、細かい振動はタイヤで吸収してくれていたようで、そんなことを感じることはなかったのだが…
やはり、XL規格なので、サイドウォールが硬くできているのかも知れない。
期待していた燃費だが、往復160Kmほどの渋滞のない一桁国道を走って、17Km/L台(区間ベストで19Km/L台)とちょっと期待外れ。雨が降っていたので、水の抵抗はあったと思うが、18Km/Lは超えて欲しいところ。
ちなみにKENDAでは20Km/L前後、1月にスタッドレスでも走ったときには、区間で21Km/L台(ベスト区間で22Km/L台)出ていた道である。
ラベルの表記も燃費性能は5段階評価でDなので、元々燃費性能はあまり良くないのかも知れない。
ということで、接地感、乗り心地、燃費性能ともちょっと不満が残るファーストインプレとなった。
この辺は空気圧の調整である程度改善は望めるかもしれないが、根本的な改善は難しそうだ。
あまり期待せずに乗れば、ブレーキの効きやハンドリング等、不安を感じることはなかったので、普通のタイヤとして大きな不満は出ないと思うが、期待して乗ると、ちょっと期待外れになるかもしれない。
カテゴリーとしては、スポーティーでもなく、コンフォートでもなく、ましてやプレミアムやエコでもなく、普通の実用タイヤと言ったところかと思う。
でも、普通のタイヤなら、もっと乗り心地も燃費もよさそうな気はします。
ということで、価格と見た目とそれなりの安心感以外、このタイヤのいいところが見当たりません。
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購入価格 | 35,520 円 |
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