ブレーキパッド交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
お久しぶりでございます…('◇')ゞ
色々と環境が変わり忙しく、更新できていませんでした(;'∀')
だいぶ落ち着いてきましたので、ボチボチ更新していこうと思います。
(実は、所有車も増えたり…ボソッ)
さて、
去年の6月頃にリフトをお借りして、ブレーキパッド交換をしました!
パッドは、一度使ってみたかった”DIXCEL製”。
グレードは、これも一度使ってみたかったスポーツパッド寄りの”ESタイプ”。
を選択しました。
結論として、ブレーキ鳴きとブレーキダストが酷いので、峠やサーキットを攻める予定が無ければおススメしません(;^_^A
※参考にされる方は全て自己責任でお願いいたします。
2
<ブレーキフルード吸引>
キャリパーのピストンを押し戻すと、ブレーキリザーバータンク内にフルードが噴き返してきますので、事前にタンク内のフルードを吸引してしまいます。
今回は機械をお借りしましたが、無い場合は霧吹きやシャンプーボトルのノズル、スポイト等工夫して吸引してください_(._.)_
!!注意!!
ブレーキフルードは、攻撃性が高い液体ですので、塗装面等にこぼすと溶かして浸食してしまいます。
十分養生し、もし垂らしたりした場合は即座に水で洗い落す様にしましょう!
3
<パッド取外し>
・ブレーキキャリパー取付けボルト下側を14㎜のメガネ等で緩めます。
※固着している場合は、メガネを手で叩くように緩めると緩みやすい!
・下側ボルトを取ると、右上写真の様にパカッと開きます。
・ブレーキパッドは、右下写真の様に外側に開くようにすると外れます。
(このとき同時に車輪中心方向に押し付けながら開くと良い)
※パッドがどの向きでどの様に付いていたか分かるように置いておきましょう(;^ω^)
4
<キャリパー清掃&グリスアップ>
・キャリパーのピストンとその反対側のグリス清掃(右下写真赤丸)
・序にピストンのブーツを摘まんでめくり錆やフルード漏れが無いか点検しておきます。
(右下写真青矢印)
・キャリパーピン上下ともグリス清掃&グリスアップして元に戻す。(左写真と右上写真)
※このときブーツをピンにきちんと被せる様に!ちゃんと被ってないと錆の原因に…(´;ω;`)
5
<ピストン押し戻し>
・ピストン押し戻し工具でピストンを押し戻していきます。
(ピストンのブーツを挟まない様に半分程押し戻した時点で一度工具を外し、ブーツを摘まんで中の空気を抜いてやると良いと思います。)
※このとき、ピストンに押されたブレーキフルードがリザーバータンクに逆流してきますので、念のため1輪やる毎にリザーバータンクの液量を確認しておきましょう!
6
<シム清掃&パッド装着>
パッドを外した時に、何が何処にどの順番で付いていたか忘れない為、左写真の様に並べておくことをおススメします(^^)/
このときは、DIXCELパッド付属のシム(左写真×印)で組みましたが、純正シムの方が多少ブレーキ鳴きがマシになるので、純正シムで説明していきます。
・まず、シムのグリスをパーツクリーナーとウエスで綺麗に掃除します!
パーツクリーナー染み込ませたウエスでシムをサンドイッチしてゴシゴシすると良いですよ!
・シムにグリスアップします。
説明が難しいですが…
パッド→グリス→黒シム(左写真橙○)→グリス→銀シム
となる様にします。
具体的には、黒シムの内側(パッド側)にグリスを満遍なく塗布→新しいパッドに装着→パッドに装着状態で黒シムの外側にグリスを満遍なく塗布→その上に銀シムを装着。
といった感じです…(;^ω^)
・パッド側は、両端の凸部分に塗布します。(右写真赤丸2ヵ所)
ちょうどサポートシムの当たり面に塗布する感じですね!
重要なので、忘れない様に…('ω')
※間違ってもローターやパッドのローターとの当たり面にグリスを付けない様に…もし付いたらしっかりパーツクリーナーで清掃してください。
7
<!!注意!!>
・パッドには、インジケーターというものが付いています。(右写真橙○)
これは、パッドの使用限界が来たときローターに接触することで、「キー」という鋭い音で警告するものです。
これの位置を車体からパッドを外した時に覚えておいて新しいパッドも同じ位置にインジケーターがあるパッドを付けてください。
分からなくなった時の目安として、右写真の橙矢印が車体前進時のローター回転方向と同じになる様にしてください。
(インジケーターがローターに接触したときに広がらない方向ですね!)
インジケーター付きのパッドは、内側の事が多い事を踏まえると右写真のパッドは、右前輪内側のパッド…ということになります!
ややこしい…((+_+))
・左写真のバネを取付け忘れない様に注意です!
バネを取付けた状態でキャリパーを戻すのが難儀です(泣)
無理やり戻してシムを曲げない様に…
8
<復元作業>
・パッドのバネを取付け、キャリパーを戻します。
・外した14mmのボルトを締付トルク37Nmで締付。
・ちゃんと付いているか?戻し忘れ締付忘れミスが無いか?ローターにグリスが付いていないか?最終確認して取付け終了!
<後輪パッドについて>
・要領は前輪パッドと同じですが、キャリパーを開けようとすると写真下の様にブレーキホースが突っ張ってしまうので、赤丸部分の12mmボルトを外してホースをフリーにして交換します。
・作業終了後、この12mmボルトの取付けを忘れない様に('◇')ゞ
<4輪とも交換終了した後>
・リザーバータンク内のフルード量をMAXラインちょい上に合わせます。
・ブレーキペダルを何回も踏み、ピストンをパッドに押し付けます。
・最後にリザーバータンク内のフルード量をMAXラインに調整し、作業終了です!(/・ω・)/
・車体下ろしたら走り出す前にブレーキがちゃんと効くかチェック!
OKなら、試乗してパッドの当たりを付けます。
それまでは、ちょっとブレーキの効きが甘いので要注意!
作業終了です!o(*゚▽゚*)o
お疲れさまでした!
長文失礼しましたm(__)m
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