武川製LEDユニットの調整

みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは。
以前取り付けした武川製LEDヘッドライト、これは安価で大変明るいありがたいものですが、ひとつ困ったことがあります。

コントロールユニット（縦4センチ×横3センチ×厚さ2センチ…ぐらい？）をどこに収めるか、少々苦労する代物なのです。

これについては今年の夏頃に、車仲間の伊良氏にカブを貸した際に適度に処理してもらったのですが、中でパーツが半端に接触している模様で、2速20キロ、3速40キロ、4速60キロ付近のよく使うレンジで「ビリビリビリビリビリ……」と嫌なビビリ音を奏でていました。

どのぐらいかというと、道行く歩行者が振り向く程度と言えば（冗談ではなく、渋滞で2回ほどあった）おわかりでしょうか。
なので、今回はこれを軽減してみようと思います。

今回も伊良氏のヤサでの作業となります。なにせ、私はそんなに工具持っていませんし、ノウハウもそれほどありませんので…
と言っている間に、伊良氏がサクサクとネジを外していますね。
これは既にメーターの外側のカバーが外れていますが、手前側に3個のネジがあるので、それを外し、マイナスドライバーでこじるとこのように外れます。

次に、裏側のこの位置にあるネジを外します。反対側にもひとつありますので、こちらも忘れずに外します。

で、画像右下にちょっと写っていますが、メーターの真ん中付近から伸びているワイヤー（メーターケーブル）の根元辺りのネジをプライヤー等で緩めます。

メーターケーブルはある程度緩めると、手で回せますので、外してしまいます。

さてさて、それではご開帳。
スクリーン越しですが、写っている右手は伊良氏のものです。
ここ外すとき、ツメとか突起とかあっただろうか…？それを確認するのを忘れましたが、とにかく注意深く外します。

するとこんな感じでメーターが分離します。

左手で持っているのが武川製LEDキットのコントロールユニットです。これがメーター下にぶらぶらしていたので、それでは拙かろうとメーターの黒いケースの中に収めたのですが…どこかがケース内に軽く触れ、エンジンの振動でビビリ音を生じていたようなのです。

ビビリ音を収めるには、基本次の方法になります。
①軽く振れる状態だと振動でビビるので、押し付ける程度にしっかり接触させる
②緩衝材を巻く

まぁ、②が無難な方法ですね。

そこで我々が取った方法は、適当なウエスを切り、こうやってユニットに巻くというものでした。

シンプル・イズ・ベスト。

そのままだとウエスがはらりと落ちるので、適当にビニールテープで巻きます。
そして元の通りに戻します。
あまりウエスを巻きすぎると、窮屈になって入らなくなりますので最低限で。

実はこの程度でもかなり窮屈でした。
ぎゅうぎゅうに押し込んでネジを戻したので、ネジやケースに変に力がかかっていないか、ちょっと心配です。

まぁ、そのときはそのときで対処しましょう。

元通り戻し、メーターケーブルも接続して完成です。
メーターケーブルは芯の突起をちゃんとメーターにさしこむだけなので、そんなに難しくないと思います。

では、ちゃんとビビリ音が消えているか、試乗してみましょう。

大成功でした。

いつもの回転数、速度域でも全くビビリ音が聞こえません。ノーマルマフラーの小気味良い音がしっかり聞こえます。

メーターの下から覗き込むと、ユニットを巻いているウエスがチラ見えしますが、このアングルから覗き込んでこの程度なら全くの問題なしです。

いつもながら伊良氏に感謝。
今回はこれまで。