信念は貫け....パート１

社会人になって２４年.....

現在に至迄、様々な設備投資を立案して通してきた....
金額の大小はあれどその都度、投資効果や根回しを
して覚悟を持って進めてきた.....

私が立案した案件で、失敗案件はほぼなかったと思っている

しかし、１件だけは不可抗力で大失敗というかそれなりの
回収をするのに苦労した....

その案件は、社内ではまだ導入実績のない設備だったが
今後、必ずスタンダードになる筈なので導入したいと
上司に進言した案件である。

展示会等で、情報を集めた結果、うちとは殆ど取引のない
S社の設備が非常に使い勝手、発展性を含めて良いと
判断しそれで立案しようと思っていた。

ところが、それを嗅ぎ付けたライバル企業M社が
担当役員、上司との太いパイプを使って圧力を
かけて来たのである....

それも、超バーゲンプライスで......

その時は、管理職になりたての頃で、予算の都合もあり
その圧力に屈して、M社と契約を結んだ.....

しかし、アフターフォローも悪い上、窓口担当者も
はっきりしない、ネックになるだろうと危惧して
いた部分に、予想を超える問題が発生し、カスタマイズに
更に投資が必要になって大変だった.....

その時、次は絶対に屈してはならねと学習した。
使うのは現場であり、それで苦労するのも現場である
自分の分析に自信を持ってとも思った。

そして、数年後またもや新規設備案件でS社とM社が
全く同じ様なシュチエーションでバッティングした...

この時も、M社のあと出しジャンケンだった...

今回はS社、M社は両方とも販売代理店なので
設備としては、全く同じモノでそれぞれの企業が
アプリケーションを付属させたりカスタマイズ
して独自性を持たしたパッケージとして提案して
きたのである.....

この時も、やっぱりM社が採算度外視の見積書
を役員に提出してきた。

S社との価格差が約２５０万円あったと記憶している.....

役員から呼ばれて、それぞれの見積書をみながら同じ
機械なのになぜにこんな金額差が出ているのか説明を
求められた....

正直にその時、説明した....

M社の方が、使い勝手、指標の精度、今後の発展性も
含めて、社内システムにはマッチングする事を......

すると、役員から言われた言葉が......

現在の見積書より、１００万円値引きしてもらえ.....
それが無理ならS社で購入しろ　と.......

パート１は、この辺りで.....

長文ですいません.....