アイドリング時の振れ解消 完治
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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※画像は組み付け後です。
次にアイドルアジャストスクリューを外しますが、その前にスクリューの現在の調整位置を確認して覚えておきます。
一旦、スクリューを閉めつけて完全に締まる所までの回転数を確認!
私のは、一番閉まる所まで1回転と5分の1位でした。
復元する際の目安になりますので、スクリューを抜き取る前にコレを行なっておきましょう。
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そしてスクリューを緩めて行きますが、抜けてくるだろうと思ったら一向に抜けてこない!
多分、Oリングが密着しているため抜けきれない状態なのかな?
と思い、みんカラ内でも検索してみたら、やはりそうでした。
えー太郎さんが整備手帳をあげてました。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2385135/car/1887821/4175042/note.aspx
やはり、この手のスクリューの周りにはOリングがハマっている為、簡単には抜けてこないようです。
エアツールが有れば、なんて事無いんですが、我が家にはそんな設備も無く…
ドリルでスクリューの頭に穴を開ければ簡単なのですが、切粉が発生するのが心配です。
精密ドライバーの入る隙間もなく、スクリューの頭が丸頭ネジなので引っ掛ける事もロングノーズプライヤーで挟む事も出来ず抜き取る事ができません。
で、どうやって抜き取ったかと言うと、マイナスで切込まれているスクリューの溝に対し、マイナスドライバーの先端を斜め方向(45度位)へ少し力を入れて押し付け、左回転させながら上へ回して引き上げる感じ(掬い上げる)で抜き取る事ができました。
今まで経験して来た勘とコツがココで役に立ちました。
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外したアイドルアジャストスクリューは長年の煤が蓄積して炭のようにこびりついていて、クリーナーをつけてウエスで拭いたくらいでは落ちません。
アイドリングの振れの原因はどうやらコレでしょうね。
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と言う事で、♯2000ペーパーとリューターを使って刮ぎ落としてやりました。
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スロットルボディ側のアイドルポートにもキャブクリーナーを吹き付けて綿棒で汚れを除去。
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あらかたの汚れが取れましたが、スクリュー本体が虫喰い状態になってます。
本来なら交換したい所ですが、今回はこのまま復元して行きます。
※アイドルアジャストスクリューだけは外したままにしておきます。
外した逆の手順で復元。
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復元後、アイドルアジャストスクリューは付けてません。
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組み付けたらエンジンをかけて、アイドルアジャストスクリューの穴からキャブクリーナーを吹き付けてアイドルポート内の掃除を行います。
エンジンをかけたままスロットルリンゲージを手で回して吹かしながらクリーナーを吹き込んでやります。
アジャストスクリューがないので、エンジンが掛かっていると「ゴゴー、シューッ」と大きな吸入音がしますが気にせず行います。
一通り、掃除が終わったらスクリューを閉まる所まで締め付け、その後、左回転で緩めて行き、1回転と5分の1の所で止めます。
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暖機運転を行い、その後、ECUをリセット、ダイアグノーシスの端子を短絡させアイドル調整を行い終了。
試運転してみましたが、アイドリングが安定し振れの症状は無くなり、低速域からアクセルを踏み負荷を掛けた際の息つきも無くなりました。
そして、スロットルリンゲージ周り、スロットルワイヤーにも注油したせいか、アクセルが軽やかになりました。
これでスッキリした気持ちでドライブする事が出来るようになりました。
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