エアコン・コンデンサーの清掃

数ヶ月前にエンジンフードを塗装する際に、車両最前部のパーツ等を外しているときに気付いていたのですが、エアコンコンデンサーの一部分がオイルで汚れて付着した埃などで目詰まりしているのを見つけて、気になっていました

ラジエターの前、電動ファンのすぐ後ろにあるのが「A/C コンデンサー」です
因みにラジエターはその後ろに重なってあります(だいたい普通の車はこのレイアウトだと思います)
写真ではよく解りませんが、右下あたり(全体の面積の1/4程度)が目詰まりしています

数年前に、コンデンサーの上部に繋がる高圧パイプの取り付け部分からA/Cガスが漏れていて、R12仕様なのでガスと一緒にコンプレッサーのオイルも入っていて、オイルも漏れていたことがありました
そこを修理した時には気づかなかったのですが、そのオイルが垂れてそこに埃が付着して目詰まりしたのだと思います

これではガスの液化にも影響あると思いますので、清掃します

A/Cエバポレーターを掃除したときは、アルカリ性の協力洗剤で洗浄したあと、酸性の洗剤で中和する方法とりましたが、今回はその後ろにラジエターがあるし、周りはその他のパーツがあるので、無難な「中性洗剤」を使うことにします
経験上、中世洗剤で一番油汚れが落ちて使いやすいのは『ウタマロ・クリーナー』だと思っていますが、似たような製品のマジックリン等より価格が高いのが難点です
しかし、Amazon で探すと比較的安く売っていたので、詰め替え用とセットになったものを発注しておきました

電動ファンを外した写真です
右下の部分で色が濃く見える辺りがオイルが付着している箇所です

「ウタマロ・クリーナー」を全体に吹き付けて、暫く置いておきます
そして柔らかいブラシでコアを痛めないように擦ります
その間に、初めて外した電動ファンを分解して清掃しておきます
ホースで大量の水をかけて洗い流します
同じ作業を2度くりかしておきました
中性洗剤ですが、念をいれて洗い流しておきます

現在、なんの問題もなくエアコンは効いていますが、これでさらに効きがよくなることを期待して終了とします