2007年06月27日
一度復活はしたものの、又休む事になった私、今度は「期間」を特別設定せず、とにかく落ち込むのを最小限に食い止める事に専念しました。「期間」は設定しませんでしたが、私の中では、「6ヶ月位かな」などと考えていました。とにかく「気分転換」を図り、落ち込む事を防ぐ為、外出を主にやってみました。外出ですが、行き先はいつも「秋葉原」。とにかく「アキバ」にはよく行きました。(メイド喫茶に通いづめだったわけではないですよ)目的は「ジャンクPC」の捕獲。そのため、いつも「チチブデンキ」(おでん缶の自販機があるところ)の奥から繰り広げられる、通称「DOS/Vパーツ&ジャンク屋街」で、ジャンクPCとの出会いを求めて歩き続けました。結局、十数台のノートPCを捕獲し、修理して使えるようにしました。そこそこノートPC用パーツがそろっていたので、家での修理は、「仕事をしているつもり」になってやっていました。それでもやっぱり「落ち込む時は落ち込む」で、好きなパソコンを弄ってても「こりゃまだ無理だわ」と自分で思ってしまう始末。それでも、掘り出し物を求めて「アキバ通い」は続きました。でも、気分が常に良くなる事など無く、時間だけが過ぎていきました。で、別の気分転換が出来るのではないのかと、そんな事をやりながらも、バイクの事を考えていた私、カミさんに相談するも、最初は「ダメ」の一言。何度かお願いしても、言う事は同じで「ダメ、だったら家計はパパが面倒を見て」と言われる始末。10年以上家計を任せていた私に、そんな事出来るはずはありません…
暗礁に乗り上げた「バイク購入計画」それならと、「免許取ろうかな」と思い出しました。理由はただ一つ「教習で400ccには乗れるでしょう」と言う点。ですが、教習代もかかるし、何か腰が重くってこの計画はすぐに流れました。で、その年の12月(2005年?)子供が英語教室のイベントに参加し、夫婦2人で留守番をしてた時、カミさんが「バイク見に行く?」「本ばかり見ててもしょうがないよ」「子供のお迎えもあるし」との事で、隣町のそこそこ大きなバイクショップへ。ターゲットが「レーサーレプリカミニ」予算は「25万」これだけを決めて、ショップの方と話しました。ターゲットになったバイクは、どれも「過走行気味」で、その割には値段が高く、予算内に収まらない。こりゃダメだと思っていた矢先、私の横に「ネイキットの小さいバイク」を発見。プライスボードを見ると「RZ50」「ワンオーナー」「ノーマル」「走行距離1017Km」と書いてあり、ちょっと興味が出てきました。しかも車両本体が「198000円」、ショップの方が即電卓をたたき「乗り出し25万ですみますよ」の一言。「すみませんが跨がせてもらえませんか」とお願いし、跨いで見ると「ん、これはイイなぁ。なんだかこっちもカッコいいなぁ」なんて思いだし、「俺はこいつに乗るようになるかも」と、運命のような感じがしました。こうなったらもう止まりませんでした。「お願い、これ買わせて」「ちゃんと仕事するから」と、なんだか私がカミさんの「ヒモ状態」になっているかのようにお願いをし、即決。子供のお迎え時間が来たので、カミさんは迎えに行き、私は契約の作業をしていました。「年内納車は可能ですか」の質問に「パーツの交換がなければ可能です」と「年内納車出来ますように」と心の中で思い、待つ事にしました。で、欲が出てしまい「即決したんだから、何かサービスしてくれない?もしくは値引きしてよ」と、お約束のおねだりをして、「じゃぁU字ロックをプレゼントします」との事。当然の事ながらバイク用の鍵を持っていなかった私には嬉しいプレゼントでした。
で、何とか契約も終わったのですが、カミさんと子供は戻って来ておらず、バイクに乗るには絶対必要な「ヘルメット」を見に、隣にあるドライバースタンドへ。ヘルメットは「SHOEI」「Arai]だよなぁと思いながら見てましたが…「高い、高すぎる」と絶句。すると、手前に「RAFARE」とかかれたヘルメットが…選んだバイクが「白」だったので、ヘルメットも白にしようと思っており、白一色のヘルメットを発見。かぶってみると「きつくないしイイなぁ」「どうせ原付だし」と思いプライスをチェック「1万ちょっと」速攻で「これにしよ」と決めて、カミさんと娘を待ちました。電話が鳴り「今ドラスタにいるよ」と言い、ドラスタで落ち合い、さっき見つけたヘルメットを購入。子供は「タンデムが出来る」と楽しみにしていたのか、「自分はこれがいい」と選んどりました。「ごめん、パパのバイク1人しか乗れないんだ」と何とか説得し、ドラスタを後に。納車を楽しみにしつつ、「これはノーマルで乗るぞ」と心に決めつつ、帰路に着きました。この後、カスタムの泥沼にはまる事を全く持って思いもせずに…
で、納車日。ヘルメットを持ち、防寒対策をし、ハイカットのシューズをはいてバイク屋へ。一通り車両の説明を受け、新しいナンバーも取り付いてあって、乗って帰る事に、エンジンをかけたとき、スロットルを回すと回転が上がるどころか、ストールを何回か起こし「本当に整備したんか?」と思う始末。バイクに対し全く知識のなかった私は、この程度しか思いませんでした。あとで「こういうことか」と分かるようになる事も知らずに…で、何とかスロットルを回してもストールしないようになり、バイクに跨ぎ、出発。初めてのMT原付(スクーターは経験済み)に、クラッチ、リアブレーキ、フロントブレーキ、シフトペダルを「下手くそ」ながら試行錯誤しながらバイクを進め、家に向かいました。いつもの道は渋滞しており、車は止まってしまう始末。ですがバイクに乗っている私は、その時出来るテクニックをふんだんに使い「すり抜け」に挑戦!!とっても怖かった事を覚えてます。ミラーが当たったら如何しよう?などと思いながら、何とか運転して帰宅。15分くらいして、カミさんと娘が帰宅しました。本当なら練習に「山にでも行くか」なんて思ってましたが、「今のテクでは絶対に無理」と思った私は、バイクを庭へいれ、保管場所を確保し、止めておく始末。その後、「汚れてはいけない」「鍵が1つで不安」と思い、近所のドラスタへ、2つを購入し、ロックをして、カバーをかけて、この日はおしまい。精神的に一杯一杯だったんで、これ以上乗ろうとは思いませんでした。
これ以降、毎日のように乗るようになり、自然を楽しんだりしながら「我流ライテク」を磨いていきました。
今回はこの辺にしておきます。
次回は、私の事 その7 休暇中の生活3、泥沼化
をお送りいたします。
毎度長文で、大変申し訳ありません。
Posted at 2007/06/27 05:53:05 | |
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