JB23ジムニー用ZERO1000チャンバーをJB64ジムニーに装着する。

アルト用のパーツでは有りませんが、一応アルトと同じエンジン（R06A)に装着したのでご勘弁下さい。
いつもの「四次元物置」に有ったJB23用のZERO1000チャンバー。
一度はアルトに装着しようと思いましたがその強烈な吸気音を恐れた為、アルト側は現在の（零円チャンバー＋オリジナルインテーク）仕様に至ります。

そこで思いついたのがみん友のマツモトコウさんのJB64ジムニー。この時点でサイド出しマフラーに変更したものの、吸気系はフルノーマルです。

JB64専用品のレイアウトをホームページで確認すると、パイプの曲がり角とブローバイパイプの取り付けエルボをなんとかすれば装着は可能な気がしますが、勿論過去ログでも同様の加工装着事例は有りません。
（専用品は凄い高価な商品でした‼）

まずはカーボンチャンバー部分に18㎜程の穴を開け、そこに真ん中に穴を開けた「ゴムメクラ」をはめ込みます。

ゴムメクラに90度の樹脂エルボパイプを通してから以前トルクロッド補強に使用した一液シリコンでコーキングします。
（コーキングで固定されてからもエルボだけは回転して角度変更出来ます。）

車両取り付けにあたり、パイプの角度自体はほぼ問題無く、パイプ内径も全く一緒でした。
本体固定一か所目は専用品と同じ場所ですが、固定方法はパイプを支えるステンレスホースバンドと汎用アルミステーを極小のホースバンドで共締めするという「荒業」を使い、取り付けステーの向きのつじつまを合わせます。

専用品は2か所で固定していますが「K2チャンバー」は耐久性向上の為、3か所で支えます。ここも大小2つのホースバンドと汎用ステーを使用。振動の大きいR06Aとハード走行のジムニーならではの強化ポイントです。

3か所目はエアクリーナーの締め付け部分（純正位置）と共締めして汎用アルミステーで固定。
「専用品？」と見まごうばかりの仕上がりです。（自画自賛）
同じくアルトに付けようとしていた汎用「オイルキャッチタンク」も取付けして最短距離でホース処理しました。

実走テストではその見た目以上に自己主張する「ブローオフサウンド‼」
高回転域がパワフルで気持ちの良いワークスっぽいエンジンに変貌しました。