「前置き」ならぬ「前向き」インタークーラー化へ。

先日Zeroyen MKｰⅡを完成させたばかりで暫くはこのレイアウトで〜なんて言っていたのに、アイデアはすぐかたちにしないと眠れなくなるかなとかごです。

先日のオフ会でみん友のRSkazwyさんとインタークーラー下部のクリアランスと空気の流れについてお話ししていて、エアクリーナーBOXが無くなった今ならまた新たな計画が実行しやすいと判断しました。

アルトのインタークーラーレイアウトは完全に天井向きに設置されており、インテークシュラウドにどんな工夫をこらした所で高い冷却効果は期待出来ません。

今回もまたジムニーから思いついたアイデアですが、旧ジムニー(JB23)のオプションにインタークーラー下部にスペーサーを入れて一定のクリアランスを確保する事で冷却効果をアップさせるパーツが有るのです。

アルトの場合はボンネット裏側までまだ少しクリアランスが有るのでそのギリギリまでインタークーラーを「前向きに」傾けてみたいと思います。
現状インタークーラーはタワーバーよりも低い位置に有りますが…

ここで使うのもまたジムニー用ターボパイプの一部。
元々付いているアルトの純正パイプよりも5〜6cm程長く、角度もキツくなっています。
コイツを純正ホースと置き換えてやるとなんと⁉︎

こんな角度に。
インタークーラーそのものが熱源であるエンジン本体から引き離される事で冷却効果が向上。
インタークーラー後端部はタワーバーよりも高い位置になり「前置き」とは言わないまでも「前向き」に傾斜する為にシュラウド無しでも空気の流れは良さげ🎵

社外、純正のインタークーラーだとその取り付けステーも大改造してやる必要が有りますが、かなかご号のステーは自作品の為、角度や高さの調整は自由自在。

風通しが良くてボンネット裏側ギリギリまで攻めた角度にインタークーラーを持って行けます。

シュラウド部分は以前使っていた赤い奴を復活加工。
開口部を後ろ側に広く切り取り、角度調整してからゴムモールを貼り直します。

社外ブローオフもホースの角度変更だけで無問題。
インタークーラー後端上部はシュラウド装着状態でもボンネット裏側に触る事も無く、いかにも効率的に冷気が抜けて行きそうです。

これで今年はインタークーラーウォッシャーやペルチェ素子等の電気デバイスに頼らず灼熱地獄を乗り越えられる‼︎(かも知れない？)