回転が回転を呼ぶ、、、、。ロータリーエンジン！

マツダのスポーツカー、ＲＸ－７に搭載されているロータリーエンジンのローターです。「手に入れてどうするの？」と言われると困っちゃいますが、部屋のディスプレイに使いますｗ。
後にマツダの社長となった山本健一氏が体を壊して歯が総て入れ歯になっても開発して実用化させた技術者魂の詰まったエンジンです。パワーユニットとして構造が単純で軽量・コンパクト・ハイパワーという夢のエンジンですが、燃費が悪く、街乗りに適さない出力特性のため今は絶滅寸前ですね～。（以下超～うんちくです。うんち食いねぇ）
”構造が単純”というのは素晴しい美点なんですが、逆に考えると”進化させにくい”エンジンなんです。内燃機関の動作サイクルである吸入→圧縮→燃焼→排気のプロセスをローターと周りのハウジングで担っているわけですが、ロータリーエンジンは”ルーローの三角形”という定幅図形をその仕組みの根源としていて、形状を変更することができない、つまりエンジンとして進化させることのできないエンジンなんですよねぇ、。
普通のレシプロエンジンでしたらホンダのVtecや日産のVvelのように吸入や圧縮を制御するバルブをコントロールすることによって燃費重視やパワー重視といったエンジンの特性をエンジンの回転数やあるいはボタンひとつで変更できるわけですけどロータリーは無理です。
あとロータリーエンジンってよく”回る”ってイメージありますが、実際はイメージが違うんですよね～。ローターが凄く回るっていうイメージありません？実際はローターと出力軸にはギア比があって出力軸回転数は9000rpmでもローターの回転数は3000rpmです。方やレシプロでしたら軸の回転数が9000rpmでしたらピストンも9000回往復運動しますから実際の燃焼部分の回転数はレシプロの方が上です～。
お。なんかネガティブなこと多く書いちゃいましたが、感情的には僕、ロータリーエンジン大好きですよ。世界中の自動車メーカーで唯一マツダのスポーツカーにのみ搭載しているロータリーエンジン！！格好いいです！(*´Д｀*)