キャリパ塗装 取り外し・清掃編
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足掛け1ヶ月ちょっとかけてブレーキ塗装しました!!
もろもろトルク調べる必要があったり、ペイント一度やり直したりとかなり大変な目にあったがキレイにしあがりました。
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必要な物はだいたい以下の通りです。
・塗りたい色
・サーフェイサー
・クリア
の塗装スプレー(ボディ用でOK。耐熱塗料はまじでダメ 塗装編で後述します)
・パーツディグリーザー(あれば)
・パーツクリーナー
・金属ブラシ
・紙やすり、グラインダー、サンダー等のみがきもの
・マスキングテープ
余裕があれば
・黒や白のペイント(墨入れ用)
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今回はブレーキをはずして、メンテナンスもおこないつつペイントをやっていくスタイルです。
工具やトルクに対する知識が必須ですので、調べたりすることが苦手な人にはお勧めできません。
ということで早速ジャッキアップ
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タイヤをはずして、ブレーキキャリパをご開帳。
赤丸箇所の5つのボルトを順番に外します。トルク管理必須箇所なので、締めトルク法、ゆるめトルク法でトルクを測っておくと間違いないです。
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最初にスライドピンボルトを緩めます。
14mmのソケットでOK。緩みトルクが知りたいのでトルクレンチで慎重に測定しつつ緩めていきます。
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ついでバンジョーボルトを緩めます。こっちもトルクレンチでトルクを測定しつつ慎重に。(ここも14mmソケット)
またブレーキフルードが漏れないように、ホースクランプで留めてます。
今回は作業が長期にわたるのでブレーキ踏みっぱなしにする漏れ止めはやめました。
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バンジョー用ストッパーももっているので念のためかぶせました。
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ボルト3つ緩めたら、スライドピンボルトを2本はずして、キャリパをとりはずします。
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キャリパベースについているブレーキパッドをはずします。外向きにスライドすれば簡単にとれます。薄い金属板(シム)が数枚ついていますので、「なくさないように・重ねる順番がわかるように」しておきます。
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キャリパベースを外します。
こちらもトルクレンチでトルクを測定しつつ慎重に緩めます。ここのソケットは17mmです。
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ブレーキキャリパ一式をとりはずすと、こんな感じになってます。
左側も同様に取り外していきます。
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ブレーキパッドについているシムの順番を覚えておきます。
外側はシム2枚で、銀シムが一番外、次が黒シム。
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内側(ピストンに接する方)はシム1枚。色は黒。
取り外しの作業はここまで。
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ここからは清掃編。
塗装をするので徹底的にキレイにしていきます。
パーツディグリーザー、灯油、パーツクリーナーでドブ漬けしたり、金属ブラシでみがいたり、グラインダーやリューターにステンレスブラシをつけてみがいたりと徹底的にやっていきます。
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キャリパベースについているスライドピンには上下があります。
上側には黒色のピン、下側には銀色のゴム付きのピンがささっています。
組み付け時に順番を間違えないように覚えておきましょう。
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ピストンも徹底的に磨いていきます。
キズがあれば再利用できないので、キズつけないように作業します。
キズがあった場合取り替えのピストンを用意しましょう。
コペンはミヤコ自動車製ではCPT-80です。(純正品番はちょっと調べられませんでした……
ピストンの外し方、写真撮るのわすれましたが、ピストンぬきをかけてぐりぐり引っ張るか、エア缶ないしエアコンプレッサーをバンジョーボルド取付穴にあてがって、慎重に空気を注ぎ込むと抜けます。一気に空気をいれるとスパコーーーーン!!!!ととてつもない勢いで抜けて、怪我・故障の原因になるので絶対にやめましょう。
エア缶使う場合は、ノズルにガムテープをぐるぐる巻きにして、バンジョーボルトの穴サイズにあうようにしてやるといい感じです。
動画URLにこの外し方の参考動画をのせておくのでぜひ見てください!
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落とせる汚れは全部落としてこんな感じです!(ちょっと作業が進んでるけど)
分解編はここまで!次は塗装編!
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