※今回は試作段階のため、整備手帳ではなく日記に記します。
今回の作業目的、それはアトレースローパーをトランポ兼車中泊仕様にし、出来る限り車検対応を目指す為の一歩。
300系アトレー・ハイゼットは他の軽箱と違い助手席を外しただけで簡単にトランポ化出来る訳ではない。
運転席下と助手席下のエンジンにアクセスするカバーのヒンジがシート側に付いてる設計だから別でカバーヒンジを製作しなければならない。
しかも、300系のエンジンアクセス用のカバーは鉄板が薄く、タウンボックスのようにそのままバイクをカバー上に載せちゃうとカバーがへし曲がって最悪エンジンにバイクが落下しまうので補強もしなければならない。
どうせヒンジ付けるなら助手席側のカバーにベニヤで原寸合わせしながらベース(プロトタイプ)を製作してつけてやろう。
完成したら実際に使ってみて具合を見る。不具合箇所や改良点は修正していく。
今回は試作のため、ベニヤは余った切れ端を使ったおかげもあり制作費はかなりお安い。
ホイールクランプは"軽母”から、ヒンジは"ドナー車”から移設。(モノタロウ購入品→追加工)
純正ウインチ上に付くアタッチメント(後方に付く板)は仮なので現物合わせでやっつけ作業。
仮の為脱着可能にしてある。
※車検取得後、純正ウインチはすぐに撤去し社外ウインチを設置する予定。またリアフロアは助手席のベース高さを基準にフロア床の高さを揃えるつもり。
ホイールクランプは脱着可能。
ホイールクランプを外すとフルフラットになるので後部もフルフラット化してマットを引けば寝るスペースも確保出来る。(2400mm長)
※天井の内張りが無いのは、台風のせいではなく
断熱処理&オーバーヘッドシェルフ取り付けの下準備平行作業の為。
今回作った物はあくまで試作のプロトタイプ
あとは形を整えて、このプロトタイプを改良して逐一図面へ反映させるとしよう。
そして最終的にはアルミ板での製作が目的だ。
(ただ、アルミだと熱効率が良いから断熱処理が課題になりそうだけど…)
【艦載機を収納して使ってみた感想】
助手席がフラットになってホイールクランプが固定出来たおかげで艦載機の艦載がすごく楽になった。
PCXだと固定はラッシング2本で楽々出来、室内にもかなり余裕がある。
これならスカブの艦載も楽そうだ。
ただ、スカブみたいな横幅のある車両は運転席の肘置きが邪魔なので要取り外しか要シート交換である。
※シート交換後の図
PCX全長1915mm(JF28)、スカイウェイブ250全長2270mm(CJ46A)
スローパー装着状態だと恐らくMAX2300mmが限界か…
固定後、艦載機を載せたまま峠を走ってきたがPCXはビクともせず。
かなり上出来だ。
助手席ベースが重量を拡散できるか心配だったが、今のところ無事で居てくれてる。
※助手席ベース裏側のゴム部分が重量を拡散している。
また、素材がベニヤの為エンジン熱が防げているのもポイント高し。
プロトタイプ2ではフルフラット且つ助手席収納を視野に構想製作する予定。
それが完成したらウインチ設置にようやく着手出来る。
プロト2完成したらプロト3の後部座席構想製作。
後部席が出来たら、ぶっつけ本チャンで後部をアルミフレームで作りまくるだけです。
打倒、N-VAN。←素直にN-VAN買った方が早い?
でも、N-VANはFFで室内長短いしなぁ
(4WD出てくるのかなぁ…。あのシャーシ形状だとデフ玉とか収まりそうにないけど…)
福祉車両は色々制約があるからめんどくさいんだよなぁ…
いっそ4ナンバーにしちゃうかなぁ…
ブログ一覧 |
しらね日和 | 日記
Posted at
2018/10/20 08:57:42