先日、RECSをお願いした際に、興味を持ったWAKO'SのCORE502。
みんからなどでの評価も高いようだが、いかんせん12000円もするオイル添加剤。
そもそもエンジンオイルだっていいとこ、9000円ぐらいのなのに、そんな高級添加剤を使うなんて思ってもみませんでした。
今回、RECSを行ったのとそれなりの走行距離になったので、車をいたわる意味でCORE502を試してみました。
大雑把に言えば、フリクションロス(機械的損失)を軽減するようだ。
量販店で売っているモリブデン系などのような、シリンダ内部にコーティングされるような類のものではないようだ。
中身はかなり緑色していて、粘度も感じられる。
↑は、オイル交換後、100kmぐらい走った後の状態。
写真ではわかりづらいが、うっすらと緑色している。
いたってきれいな色だ。
洗浄効果が高いオイルだとすぐ汚れるというひともいるが、きちんと時間をかけてオイルを抜けば、そうそうすぐに汚れる気はしない。
さて、本題にもどるとCORE502を入れた後、どうなったか。
残念ながら今まで、CORE502を使用したことがないため、感想はWAKO'SのプレステージSと併用したものとなる。
純粋にどこまでがCORE502の効果なのかわからないが、御容赦いただきたい。
みんからのレビューは、総じて評価が高い。
しかし、吹けあがりが軽くなったり、燃費が良くなったとまでは、感じとれなかった。
ただ、2000回転前後で軽くアクセルを開けたり、3000rpm~5000rpmまで一気に踏んだ時の感触としては、なめらかになったと思う。
そもそも、エンジンの1.4TSIは過給機の恩恵でトルクで押すエンジンのため、1400ccとは行え、NAエンジンのような吹けあがりはない。
CORE502で劇的に拭けあがるようになることもなかった。
しかし、先に述べたように回転フィールが滑らかになったと感じたことは確かだ。
それは、回転時のノイズが減ったからそう感じたとういうこともあるかもしれない。
タペット音やファンの音で、エンジン音が聞こえなくなるほど静かにはなっていない。
しかし、マフラーの排気音が目立つようになったと感じた。
つまり、エンジンから発せられる特定の周波数の音は軽減されていると思う。
実際、ピストンとシリンダとのフリクションロスが軽減されて、なめらかにもなっていると思う。
1.4TSIの構造がわからないが、タービンの潤滑にも影響しているのかもしれない。
そして、2つ気になることがあった。
ひとつは油温の変化。
GTIはオイルクーラーを標準装備している。
いままで乗ってきた中での感覚としては街乗り90°、高速走行100~110°。
サーキット走行130°である。
↓の画像のように普通に走っていて、油温が90°を下回ることは、なかった気がする。
また、下のように走行している中で、油音が下がることもなかった気がする。
今まで、油温をじっくり観察したわけではないが、今までと比べると、油温が変化しやすくなったと思う。
それは単に放熱性という意味ではなく、熱伝導率があがったように感じた。
それは相対的に粘度がさがっていることなのかもしれないし、別の要因かもしれない。
油圧計が付いていないので、そこらへんは不明である。
確かなのは、通常走行では油温は1~2°低い傾向があり、負荷をかければ、油温はあがるということだ。
そして、低負荷で巡航すると油温がさがりやすい(気がする)
もうひとつは、繰り返し確認したわけではないが、アイドリング程度エンジンを回したあとでも、オイルゲージの示す量がすくないことだ。
オイル交換した際に見た量よりあきらかに下回っている。
(ゲージHi → Low)
オイルが消費された可能性もあるが100km程度で600ccも減るとは考えづらい。
これは、一晩エンジンを停止した状態を確認しないとはっきりとは言えないが、オイルのシリンダ内部への吸着力というか油膜保持力というか、それが想像以上に強いのではないかと思えて仕方ない。
この3つが今回CORE502とプレステージsを使用して、300kmほど乗った感想です。
車の排気量や過給機の有無によっても、違うと思いますが、僕は今回、このように感じた次第です。
ご愛読ありがとうございました。
Posted at 2017/10/02 00:32:55 |
トラックバック(0) | クルマ