雨の季節に想う事・・・

こんばんは♪

徳島の県南も雨です。
空梅雨ですが、梅雨時期には雨は降ってもらわないといけません。

梅雨といえば、カエル（蛙）の泣き声も雨と同時に聞こえるようになってきました。

この梅雨時期の雨と蛙の鳴き声は古来から日本では大変重要視されていました。

知ってる方も多いと思いますが、蛙と日本の成り立ちについて知っておいて損の無い話・・・

飛鳥の時代より信仰の中心だった物に、太陽に月、陰と陽、白と黒がありました。

サッカーの日本代表のユニフォームに描かれているヤタガラス（三足烏）は太陽を表し
天照様の象徴でもあります。

対して月と言えば、月読（ツクヨミ）様でありその象徴は、蟇蛙（ヒキガエル）なのであります。

古来より日本は、太陽と月、陰と陽、を五穀豊穣の源として敬ってきました。

プチ知識としては、
皇太子殿下が天皇陛下へ即位なさられる際にお召しになる袞竜の御衣（コンリョウのゴイ）には
左胸にヤタガラス（三足烏）、右胸には蟇蛙（ヒキガエル）の紋様が描かれています。
更に、両腕には四方位を守護する四聖獣の青竜、朱雀、玄武、白虎が描かれています。
最も興味深いのは、この御衣の首元の背面には北斗七星も描かれています。

飛鳥の時代、北斗七星で季節を知り、東西南北と太陽と月、が営みの中心だった事が
分かりますよね。

雨ばかり憂鬱な梅雨時期ですが、雨音と蛙の鳴き声に耳を澄まして
遠く飛鳥の時代の方々の五穀豊穣の願いを想うのも良いんじゃないですか？

最近、農業関係の仕事をしていて天から与えてもらっている事への感謝を感じるようになりました。