錆との戦い~フロアの穴塞ぎ
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ステップワゴンRG2ですが、車検新規で諸経費込み60万円という激安中古車を買ったのが6年前。
購入3か月後にはドアパネル下部に錆が浮いてきて削って処置し、1年おきにドアパネルやらサイドシルやらにノックスドールを入れて外見上は何事もなく過ぎているのですが、先日ホイールハウスに穴が開いているのを発見しました。
室内側から穴が開いているかもと思い、まずは被害状況を確認しようとフロアパネルを見てみていくとあちらこちらに錆、そして穴が。
今回はとりあえずフロアパネルだけ処置しました。
諸先輩の記録をもとにセカンドシートとサードシートを取り外しましたが結構重くて腰が痛いです。
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左タイヤハウスの前ですが、錆て穴が開いています。
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錆を削ると穴が広がりました。
錆のある部分を全部除去しようとするとパネル全部剥がすことになりそうなのでこの辺でやめておきました。
穴をふさぐ前に、この穴から防錆剤(スーパーラストガード)をたっぷり吹き込んでおきました。
少しでも錆の進行が止まりますように...
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初めての補修作業、そしてはんだ板金です。
100Wのコテ、板金はんだ、フラックス、銅メッシュ、0.4mm鉄板、ベルトサンダーを用意して挑んだのですが...
動画などでは簡単そうに作業しているので簡単だろうと思っていましたが、すっごく大変でした!
この部分をするだけで6mのはんだ線を使い切りました。
はんだが乗らない、くっつかない、隙間からハンダが落ちて隙間が埋まらない。
たぶん強度なんてほとんど出ていません。
上部の穴に至っては錆のせいか全くハンダが乗らず、鉄板をアルミテープで留めるというもはや板金でもなんでもないただの穴塞ぎに。
素人板金、もとい素人穴塞ぎは見事に低クオリティな仕上がりとなりましたorz
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錆転換塗料を2回塗りしました。
見た目だけは一応直したっぽい感じになりました(中身は酷いものですが)。
この後、合わせ面にノックスドールを吹いておきましたが、隙間が空いているようでどんどん入ってしまいます...
右側は穴が開いていなかったので錆転換塗料だけで済ませました。
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サイドのパネルも酷いです。
ここも全部の錆を取り除こうとするとパネルごと無くなりそうなのでブラシで擦るだけにしました。
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錆転換塗料を2回塗りし、最後にパネル合わせ面にノックスドールを入れました。
このあとは外したものを戻して終了です。
全てが初めて作業であったこともあり休憩なしの10時間かかりました...
しかしフロアの穴が塞ぎ切れていないのでまた作業が必要ですし、車体下からの穴塞ぎも必要であり宿題が残っているのでまた近日作業します。
板金って難しいですね。
問題のタイヤハウスの大きな穴を自分ではんだ板金で直すことは難しいと分かったので、そこはエポキシ接着剤でやってみます。
素直に板金屋さんに任せればいいのですが、余生の短そうな車に十万円以上かけて穴塞ぎするのは躊躇してしまいます。
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これは先日の作業ですが、左リアのブレーキのスライドピンが固着していました。
2年前に固着でオーバーホールしたのですが、今回の状態はとんでもなく酷いです。
ヤフオクでキャリパー左右セットが1000円であったので購入。
左右ともキャリパー固着はしていましたが洗浄すると錆びのほとんどない程度の良い物でしたのでそちらに交換しました。
この車、たぶんリア側が水に浸かった半水没車なんだと思います。
後ろ半分だけパネル内部から錆びていますし。
激安中古車にはそれなりの理由があるということを嫌というほど学習しています。
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