無事156が退院して身も心もスッキリしたわけですが、退院までの無聊を慰めてくれたのが、西風の名作マンガ「GT roman」。前々から読み返したいと思っていたのですが、入院が長引きそうだとわかった時点で大人買い。もはや30年も前の作品なのに古さを感じさせない!
この作品、池澤さとし大先生の「サーキットの狼」という名作はあったものの、およそマニアックとは縁がない、ヤングジャンプ系に連載されていた作品。友達に「これ面白いよ」と教えられてハマった。
この作品の連載がスタートした当時は、免許はあったけどバイクしか乗っていなくて、世の中はバブルで浮かれきり、国産車はマークⅡやソアラなどハイソカー大ブームの真っただ中。今から考えるとギャグとしか言いようがない、そんな世相でした。だからブルゾンとかノラとかがギャグにするのか?
そんな世相に背を向けてカワサキ(Z400GP~ZEPHYR750)に乗っていた自分はというと、バイクに金とエネルギーを注ぎながらも、仕事は駆け出しだし、あっちで小突かれ、こっちで踏みつけられ、底辺で呻吟していたわけですが、そんな心境もこの作品の登場人物達とシンクロしたのか?
最終巻の頃には156もデビューしているんですが、作中で出てくるアルファの中で一番新しいのは75。よく出てくるのは1300GTAやジュリアスーパーなどのジュリア系。これでかなり刷り込まれました。ハイ。155はセリフの中にだけ登場(絵はなし)。西風は156をどう見ていたんだろ?
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/01/13 21:14:51