車検までには何とか走れるようにしようとオーバーホールを進めて来ましたが、作業が遅く昨日でクラシックレンジの車検が切れてしまいました。
もう急ぐ必要は無くなったので、あとは焦らずゆっくり作業を行なっていきます!(笑)
本日はインテークマニホールド(インマニ)の取り付け準備を行いました。
インマニの取り付けは、ただ載せてボルトを締めるというものではなく、ボルトを締めるまでに複数の冷却水ホースを接続するなどの作業を行う必要があり、かつ液体ガスケットを塗りながらの作業になり難易度が高いです。
そのため失敗するとリカバリーが難しいので、あらかじめ組み付けの予行練習を行いました。
作業の順番は次の通り。
①インマニガスケットの下に装着する「シール」というゴム部品が当たる面(シリンダーブロック)に液体ガスケットを塗ります。
(予行練習では省略)
②シール(新品)をシリンダーブロックの前後にセットます。
前側
後ろ側
③ヘッドの冷却水通路の周りに液体ガスケットを塗ります。(予行練習では省略)
④インマニガスケット(新品)を載せます。
⑤クランプと呼ばれる金属部品をガスケットの前後に置き、軽くネジ止めします。
(この部品は塗装して再使用)
この時、シールとブロックに段差があることが判明。
そのためかインマニボルトのネジ穴がガスケットの穴と合わない。大丈夫か?
⑥インマニをガスケットの上に置きます。
やはりシールの末端とインマニ設置面に段差ができ、インマニがヘッドから浮いてしまう。
このままインマニボルトを締めても大丈夫なのか??
⑦ウォーターポンプの後ろからインマニまで2本の冷却水ホースを繋ぎます。
もともと接続されていた時の写真
今回ホースを新しくします。
右のホース(ERC2319)は購入できたのですが、左(ETC6888)は欠品で入手出来なかったので右のホースを2本買って、それをカットして左に使えないかと考えました。
2019/06/09追記:上記ETC6888は間違いで正しくはERC2320(Hose - Water Pump)で入手可能でした。
ERC2319のカット品は形状的に無理があり厳しいです。
部品番号はERC2319
現物あわせして
カットして
なかなか良い感じ
なんとか仮接続できました。
2019/06/09追記:ここの接続は短い上3次元的なので、このERC2319カット品では無理があることがわかりました。その後、正しい部品ERC2320(Hose - Water Pump)を使用しました。
ERC2319カット品(上)と正しいERC2320(下)
⑧インマニの後ろから2本のヒーターホースをバルクヘッドのヒーターインレットとアウトレットにつなぎます。(この工程はあとからでも可能なので必須ではありません)
(これらのホースも新しくします)
参考にもともと接続されていた時の写真
これらのヒーターホースは欠品で購入できなかったので、今回は汎用のヒーターホースを使ってみました。
これも現物あわせで切断します。
写真にはありませんが、ホース同士をU字型のパイプで接続します。
また、イギリスから買ったホースバンドは長すぎて使えなかったので、ホームセンターで良さそうなサイズのものを買いました。
⑨12本のインマニボルトを締めます。
(予行練習では省略)
今日は予行練習で終わってしまった。
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2018/11/10 23:28:17