なんと本日、いつもの主治医のところへお出かけすると
エクワンのエンジンがバラバラに分解されていました。
何と何と、ライナースリーブを抜いた状態で見ると
そのライナーの元穴までスカスカに肉抜きされています。
抜いたライナーの内径はスラスト方向に対して反スラスト方向が10/100㎜
広がった超楕円形になっていたと聞きました。
ライナーの上もスカスカこれで壊れない方が不思議なくらいです。
ライナー元穴くらいブロックと一体にしとけよと言いたくなる。
それでいて手で簡単にライナーが出し入れできる
そしてブロック上部にライナーが4点ほどの(三角形の穴にヘッドボルトが通る)支えに隙間がある。
どこ一つとっても安心できるところがない。
大抵はライナーの上を固定できればしっかりしたブロックに仕上がるのですがこのブロックは下も上も固定しなければ真面にならないなと。
ということは、まずライナーの元穴をエポキシ樹脂などで固めてその元穴にライナーを圧入で入れ、そのうえでライナー上部を固定する方法を採らなければ
あっという間にまたガス抜けになってしまう。
例えば入れ子を作って、クローズド化するとか
よくこんなエンジン作ったもんだなと感心というより呆れてしまう。
しかしこのエンジン、加速、コーナーなどに貢献する重要な軽さを担っている。
現在私のエンジンは、高負荷になるとライナーの上部から冷却水部へ圧縮ガスが漏れて冷却水が増えたようになるガス抜け状態である。
さて私のはどう直すか頭が痛い?
Posted at 2019/09/09 18:09:08 | |
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