愛車には全く関係の無い話ですが、思い出としてつづります。
私は、高齢者福祉の関係のお仕事をしております。
通常業務以外でも、行政に関係する仕事の依頼を受けてするわけなのですが、そんな関係で出会ったとある大学の准教授より、「特別講師として一度大学に来てもらえないか」とのお話を、昨年にいただきました。
しかしながら私、人前でお話しするのは、非常に苦手なのです。
8年ほど前に、200人ほどを前にしてお話しする機会をいただいたのですが、パワーポイント資料を作成するのも一苦労。
事前打ち合わせの際の食事会でも、高級店で医師や看護師、厚生労働省の方などと、非日常の空間で、一人黙り込んでうつむいて・・・。
いざ、プレゼン当日も、緊張のあまり、事前にカンペを作っていたのにもかかわらず、自分が読んでいるところも見失ってしまうほどで、無音の時間が何時間にも長く感じました。(まさに地獄(-_-;))
二度と登壇しないだろうと。
そこで聞きます。
私「生徒さんは何人くらいなのですか?」
准教授「20人くらいですよ。まぁ、外国の生徒さんもいるのですけど、スマホで翻訳しながら授業を受けている感じで。」
私「教室はどれくらい広いのですか?」
准教授「小中学校と同じくらいですよ。ただ、いままでも何人か講師をお呼びしたのですけど、皆さん生徒の反応にがっかりして、『自分の講義内容に不備があったのでは』と怪訝な感じでしたけどw」
私「少し検討する時間をいただけませんか?」
准教授「わかりました。よろしくお願いします。」
私の頭の中で、過去の地獄がよみがえります・・・。
ですが、
「大学のキャンパスってどんなところなんだろう・・・。」
「20人なら職場のスタッフに話をしているくらいの感じでもいけるのかな・・・。」
結局、前向きに頭のフローチャートが進んでいることを自覚するのです。
そして後日、准教授さんに依頼を承る連絡をしたのです。
資料つくりは、専門職向けではない為、比較的スムーズに作成でき、2日でたたき台は完了。
准教授さんと打ち合わせを繰り返し、2週間で資料は完了。
あとは問題のトーク・・・。
事前にカンペを用意するか、トークの練習を時間を図りながらするか・・・・。
数日考え、結局『何もしない』という博打を打つという愚行に(;^ω^)
そして特別講義当日。
社用車ではなく、わが愛車MINIを同伴に、一応のおしゃれをして大学に向かいます。
私、大学には研修や試験で行ったことはあるだけで、実際に生徒さんがいる時間に伺ったのは初めて。
ドキドキわくわくで、「きれいなお姉さんはいらっしゃるかな~」なんて気の緩みもあるくらい、リラックスモードww
准教授さんに大学を案内していただき、そして戦場となる教室へ。。
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自己紹介、企業紹介を済ませ、パワーポイント資料を順次説明していく!!
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無事に90分の講義は終了(^^♪
生徒さんは素直でいい感じでした。中にはタブレットで遊んでいる人もいましたけど(;^ω^)
時間が足りなくて、焦ってイメージ通りに講義を閉めることはできませんでしたが、自分の中では伝えたいことは70%はお伝え出来たのではないかと。
後日、准教授さんから、生徒さんからの振り返りレポートをいただきました。
それらに目を通し、今、このブログを記載しています。
ちゃんとポイントを押さえて、こちらの意図どおりに落とし込んでいるぞ!!!
なんてすばらしい生徒さんたちなんだ!!!!
おじさんうれしいぞ!!!
うおぉぉ!!一人一人に返信したいくらいだ!!!(´;ω;`)ウゥゥ
私たちの時代で成しえなかったこと、変えられなかったことを、君たちがそのポテンシャルを上げて達成してくれぃ!!!!!
それまでの間、おじさん頑張るよ!!!!
Posted at 2022/01/31 16:19:50 |
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