シートベルトバックルの状態を確認する

シートベルト警告灯が点かなくなった車体が時々います。
球を交換しても点かない場合の多くは、バックルに問題が出ているようです。
私のAZ-1は問題出てないのですが、バックルを分解確認してみます。

まずはカバーを外します。
ただ特殊ネジなので、工具を入手する必要があります。
多分ホームセンターでは手に入りません。
でもネット通販では割とメジャーな様です。
ゲーム機の分解用として。
ラインヘッドネジドライバーで検索すると出てくると思います。
サイズは4.5mmです。

カバーを外した所。
基盤の上の白いパーツがスライドする事により、ランプが入り切りします。
白いパーツが劣化してなければ問題は無いでしょう。
基盤が汚れていれば、磨いて接点グリスを塗っておくと良いでしょう。

蛇腹状のカバーの内側に白いベルトが入ってるのですが、それが板状のパーツで止まってます。
なので、板状のパーツをスライドさせて取ります。

するとベルトが引き抜けます。
引き抜いたら蛇腹状のカバーも引き抜きます。

ここの配線が問題の発生する部分です。
配線のビニールカバーの始まる辺りなのですが、シートをスライドする時に金属フレームに挟まれ押しつぶされます。
それが繰り返されると、断線してしまう訳です。
幸い潰れている痕跡はありますが、断線の兆候はありませんでした。

押し潰れるのは構造上の問題で、回避するのは難しいかと思います。
断線していれば、配線を取り替える対応ぐらいが現実的ですかね。