DIYでメタリック塗装にチャレンジその2(2/3)
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プロが使用する塗料、スプレーガンやコンプレッサーは全てDIYで使用するものとは全くの別物らしいので仕上がりに高望みは出来ません。
そこそこ誤魔化れは良い。ということで始めます。
今回は10㎝角程度の範囲に出来たシミを消すことが目的です。
画像ではわからないですが、赤丸のあたりにシミがあるのです。
そのシミをプロに見せたら「おそらくブレーキオイルがついて塗装を侵したんだろう」とのことでした。
それを言われて、過去を振り返ると思い当たる節がありました。
プロ曰く、ブレーキオイルが塗装に着くとかなりダメージが起きるようです。皆さんもお気をつけください。
2
メタリック塗装は難易度が高い。
以前にプロが話された言葉にメタリックが沈むとか浮かせるというのがありました。
メタリックは粒子を立たせないで寝かせてしまうとベターっとして駄目だというのです。
感覚的には何となくわかります。
でもそれってどう吹けばいいの?
良く理解しないまま、深く考えずに感覚で吹くことにします。そのうち体が覚えてくれるでしょう。
素人のDIY塗装の場合はプロの塗装と違って市販の剥離剤で簡単に剥がせます。
まぁ、失敗すれば即剥離して1からやり直せばいいことですから。
今回1回目のチャレンジにおいて速攻で失敗、剥離をしました。
しかしながら吹いたものを剥離するのは精神的に疲れますね。
養生も含めて一からやり直しになりますから。
剥離剤使用は自己責任でお願いします。
既にDIY塗装で仕上げてある個所があるとズボッと剥がれてしまうので。
目立たないところで事前に確認してくださいね。
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さて作業前の準備です。
自分なりの施工条件や手順を考えます。
○塗装作業は日中に行う。
○メタリック塗装はひと吹きごとに上下左右から目視にてメタリックムラの確認をする。
○スプレー缶は立てて吹くのと横にして吹くのと逆さまにして吹くのではかなり結果が違ってきます。離す距離についても同じです。ひと吹きごとに結果の確認。
○缶スプレーを持つ反対の手に手頃なプラスチック板などを持ちその板に吹き付けて正確な手さばきを事前に確かめながら本番の作業を進める。
○色塗料、クリア塗料、ボカシ剤共、ひと吹きごとによく缶を振って缶内部塗料のムラを無くすことと吹き付け圧の安定に努めること。
○いずれの缶も残容量が1/4程度になってきたらそれ以上は使用しない。
これは吹きムラのリスクを避けるためです。
缶の内圧が低下してきて液剤が突然ダマになって飛び散る危険性があります。
残りは車庫の鉄骨のサビ止め代わりに使用するなど別目的に使用すれば良いのです。
○風のある日には行わない。
○それぞれのスプレー使用方法は熟読する。
あと今回は関係ないですが気温の低い冬には行わない。そんなとこですかね。
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さてここからが本番なのですが、あいにく作業当日はあまりに余裕がなさすぎて写真を撮ってなかったので以下は全て再現写真です。
メインの養生にはロールマスカーテープを使用しました。
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まずは養生テープを丁寧に貼る。
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その上にかぶせるように養生シートを貼ります。この手順だとロールマスカーテープを貼るのがとても簡単です。
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これは外します。
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まずは適当な板でシミュレーションをします。本番にうまく塗装をするためにもこの作業は欠かせません。
色塗料→ボカシ剤→クリア塗料→ボカシ剤
私は2分間隔程度で行いました。
各スプレー缶の使用方法を理解することが大事です。
塗料スプレー缶を立てて吹いた場合と逆さまにして吹いた場合の違いもシミュレーションで確認してみて下さい。
「ひと吹きごとに缶をよく降ること。離す距離を意識すること。」
これは頭に叩き込んだおいて下さい。
作業中によく見えるように近くに張り紙をしておくのが良いと思います。
個人的には逆さまにして吹いた方が一度に多量の塗料が出ないためムラが起こりにくかったように思います。
次回に続きます。
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