クラッチ交換①

まず、上周りの取り外しから。

・バッテリーマイナス端子
・タワーバー
・インタークーラー
・インタークーラーのステー
・ピッチングストッパー
・セルモーター
・レリーズシリンダー
・ミッションオイルレベルゲージ
・ミッションに繋がっているコネクタ類

を取り外します。

セルモーターが付いていた付近にサービスホールのキャップがあるので、10mmのヘキサゴンレンチで取り外します。

キャップを外すと、中にレリーズフォークシャフトがあります。
これにはねじ穴が切ってあるので、適当なM6ボルトをねじ込んで抜き取っておきます。

続いて下回り。

・マフラー
・フロントパイプ(触媒)
・ぺラシャの固定ボルト
・シフトリンク、サポートリンク
・ミッションについているクロスメンバー
・ドラシャのスプリングピン

を取り外します。
ロアアームとナックルも分離してミッションからドラシャを抜いておきます。

ここでぺラシャを抜くと、そこからミッションオイルが溢れてくるので、ぺラシャ抜く場合は予めオイルを抜いておきます。
ペラシャを抜かずに作業すると、オイルを抜く必要はありません。

全ての部品を外したら、ミッションジャッキなどを当てがってスタンバイさせておきます。

エンジンとミッションの固定ボルト・ナットを全て取り外してミッションの切り離しに掛かります。

ミッションに殴る蹴るの暴行を加えたり、こじったりして少しずつ切り離します。完全に固着していて、なかなか切り離せませんでした。
（注：ウマから車体が落ちない程度に暴れてください）

隙間が開いたら、バールでこじって隙間を広げます。

無事にミッションが降りました。

ちなみに、ミッション降ろしに使ったジャッキは、バイク用のリフトですw
安いし、耐荷重500キロまであるので非常に重宝します！
下に穴が開いているタイプがキャスター取り付けられてオススメです。

12万キロのクラッチです。

磨耗粉で汚いです。
レリーズベアリングも回すとカラカラと音がします。

ベアリング類は高いけど新品を用意するのが基本ですね。

この様に、ソケットを使って回り止めをしてボルトを外していきます。

純正フラホは非常に重いので、顔面に落とさないように上から紐などで釣って落ちないようにしておくと良いと思います。

次は取り付けです。