カブC70 キャブレター交換 (PZ22)

ボアアップ後に交換するつもりでいたキャブレターを大型の物に交換します

大型と言っても外観はほぼ同じで、元々付いていた純正PB16（マニホールド側口径19mmに拡張加工済）から

コピー品のPZ22(マニホールド側口径22mm)へ

右が口径19mm
左側が口径22mm

口径うんぬんよりもPZ22から極端にスロットルバルブが大きくなり、より多くの混合気を送り込めます

ケイヒンのキャブレターは型番がよくわからずコピー品も混在しており区別がつきません

ですが、この形状のキャブレターはパッキンやジェット類、コックやタンクやフロートやネジにいたるまで共通なのでメンテするには便利です

今回のPZ22は下半分のタンク部分はPB16とほぼ同じですが、スロットルバルブ部分が上に長いためノーマルのマニホールドではフレームギリギリです
φ24やφ26も考えましたが、マニホールド高さや角度や向きを変えると純正エアクリーナーボックスの取り付けが困難になってくるのでφ22あたりが限界だと思います

さて結果ですが
キャブレターを交換しただけで2割増しといった感じでした

今まで失速していた坂を加速しながら登れるのは気持ちいいですが、パワーが上がった分リッター50kmから43kmまで燃費が落ちてしまいました

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ついでになりますが、ボアアップ後にノッキングが少し出るようになった事の対策です

ハイオクにしたり圧縮を落としたりしましたが高負荷の時にまだ少しだけ音が出ます

実験的に、マニホールドとヘッドの間に混合気を拡散させる為のネットをステン板をくり抜いて作り取り付けてみました

混合気がネットに当たって拡散されることでノッキングが消えるかもしれないと考えていましたが、たいして効果ありませんでした
それどころか流速を落としてしまうため最高速では-5km

良い点としては始動しやすくなった事

もっと抵抗が少ないように細くくり抜けば影響でないかもしれませんが、今の時点で効果が無いので取り外しました

今はむしろピストンの中央に混合気を集めた方が良いのではないかと考えていますが、それにはピストンの加工をしないといけませんので予備を入手したらチャレンジしてみたいと思います