30プリウス・メンテナンスモードの方法

プリウスには、メンテナンスモードという機能があります。
これは、エンジンを強制的に連続運転させる方法で、車検時のマフラー音量測定や整備等で使用されます。

メンテナンスモードに移行する前にサイドブレーキを十分に引いておきます。
A/C　OFF、Pレンジでエンジンが停止するように暖機しておきます。
そして、スイッチを押して、IG OFFの状態にします。

ブレーキを踏まずにプッシュスイッチを２回押し、インジケーターをオレンジの点灯状態にします。

シフトレバーをPレンジで、アクセルペダルを2回、全開にします。

ここからシフトチェンジをするので、ブレーキを左足で踏みっぱなしにしておくと、後の操作がしやすいですよ。

シフトレバーをNレンジにして、アクセルペダルを2回、全開にします。

シフトレバーをPレンジで戻して、アクセルペダルを2回、全開にします。
こんな風にベタ踏みして下さい。

手順が正しければ、ここで整備モードに移行して、ディスプレイにメンテナンスモードと表示がされます。

もしダメならば、ここまでの行程に時間がかかりすぎているか、手順の間違いが考えられます。
全ての手順を６０秒以内でやらないといけません。

ここでIGスイッチをSTARTにすると、エンジンが連続運転状態となります

この状態でのアイドル回転数は約1000～1300rpm。
アクセルを踏むと、もちろんアイドルアップします。

ここでスイッチをOFFにすると、エンジンが切れると同時にメンテナンスモードも解除されます。
メンテナンスモード状態でも走行はできるようです（実際に試した）
でも、ちゃんと解除してから走行したほうが良いでしょう。


手順をまとめましたが、これは自分の忘備録なので、メンテナンスモードをやられる際は自己責任でお願いいたします。
実は、これは20プリウスと同じ方法です。
ドキドキしながら試しましたが、うまくいきました。