禁断のシフトノブ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
別に気に入らないわけではないです。
シフトノブの縫い目に手垢が詰まってくるのが嫌なんです。
なので、アルミタイプに変えたいと思います。
30年前、R33用に買ったであろう、シフトノブがあるのでそれを付けます。
2
ご存知の通り、36アルトのシフトノブは差し込み式です。
シフトノブの付け根辺りを、ヒートガンで15分くらい温めます。
3
運転席と助手席に足を乗せてウ〇コ座りポーズをして、引き抜きます。
接着剤で止まっているのではなく、ツメのようなものがかみ合ってるので、それを無理やり引き抜く感じです。
とにかく、力任せ以外の手段はないです。
シフトノブが外れたら、シフトブーツを外しておきます。
4
モンスポのシフトノブであれば、この部品は再利用するみたいですが、今回は汎用のねじ式に交換するため、黒い樹脂を撤去します。
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この後の作業でゴミが出ますので養生をしておきます。
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ルーターで切れ込みを入れます。
一番下のお皿は、1cmくらい残しておきます。これがシフトブーツの押さえになります。
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医者が頭蓋骨を切断している気分になりました。
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グリッププライヤで樹脂部分をつかみ、もぎり取ります。
9
取れました。
ローレット加工の棒が出てきますので、これにねじ切りをします。
ねじ込み式のシフトノブを使わない場合はねじ切りの工程は不要です。
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なんと!
持っていたねじ切りダイスのピッチが1.5でした。
というか一般作業ではM10であれば1.5が普通です。
多くのシフトノブはピッチが1.25のため、M10-1.25のダイスを買いに行ってきます!
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買ってきたダイスでねじ切りします。
ねじの切りはじめは、「回す力」<「押し付ける力」で、少しずつ少しづつ回していきます。
ここまで入れば後はコツコツと切っていきます。回せなくなったら力任せに回さないで、戻して、切りカスを取って、また回す。この繰り返し。
ミシン油でも良いので油をくれながらの方がスムーズに切れます。
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綺麗にねじ切り出来ました。
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シフトカバーを装着してみると。
ボルトの長さが意外と短いなぁ。
45mmしかありません。
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付けたいシフトノブは、かなり深い位置にタップが切ってあるので、このままではブーツにつっかえて取付できません。
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線ノコでコツコツを20mmほど切断しました。
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完成。
とりあえずこれで使ってみて、気分でいろいろと変更しようと思います。
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