フューエルポンプ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
よーしパパ燃料ポンプ交換しちゃうぞー.
車両は MINI R52 クーパーS 2005/2初度登録(製造は2004/12).基本R53と同じですが,後期型車両なので後期用の燃料ポンプを使います.具体的には品番 16146765121 が適合.ぼくは純正OEMのVDO製にしました.前期型とはカタログ上互換性がないので注意してね(パーツの後方互換性がない).R53と同じだとおもって何も考えずに買うと,R53前期型のポンプがきたりします.R52は後期型なので動かないかもよ,しらんけど.前期型車両は後期用のこのポンプも使えるっぽいので全く互換がないわけではないようです.作業手順は全くかわらんし.
この整備手帳ではちょっとハマりそうだったところを中心に.
大まかな手順とかは山ほどあるので探してみてください.
みんカラのMINI R50/R52/R53にもいくつかあるし,YouTube で R53 fuel pump replacement とかでもいくつか出てくるので,そちらみてください.
2
まず,車両からのコネクタの外し方.しばらく構造がわからず,2,3分シゲシゲ眺めたのですが,どうやらこのコネクタは「横にスライドして外す」ようです.この写真はスライドしてる途中.レールにそって横スライドすると抜けてくる仕組み.
3
ちゃんとマーカーうってからふたを外します.…がガソリンがかかってボディ側マーカーが流れてしまってちょっとあぶなかった….まあこんなのだいたいでいいんですが.
4
緑の部分にヘラ差し込んでこじれば燃料ポンプが浮くんですが,ボコォンと飛び出してくることがあります.これは,この緑と乳白色のつなぎ目部分にスプリングが仕込んであるせい.おどろかないでね.
それと,ぼくは作業前にデリバリパイプの燃圧下げる作業とかやってませんw 3日くらい乗らなければ燃圧ゼロになってるんで.くーぱーSはデリバリパイプがインタークーラー裏でめんどくさいのである...みなさんは自己責任で.
5
もう一部外してる写真で恐縮ですが,外すのは三つ.
(1) 燃料ホース=茶色のカバーで覆われた黒っぽいコネクタ(写真では外れてる)
(2) 電源コネクタ=黒い長方形のカプラ(写真では外れてる)
(3) 燃料リターンホース=灰色のホース(写真ではまだ乳白色台座についている)
わかりにくいのは(1)ですかね.これは茶色のカバーをむしり取って(リングでホースに絡んでるので壊さなければ落下しませんので丁寧に落ち着いて外す),黒コネクタのボタン(写真では電源コネクタの右に映り込んでいる出っ張り=赤矢印)を押すと勘合が外れて,燃料ポンプ側のホースを抜き取れます.
(3) は台座のツメを少し押し開きながら外すだけ.
6
燃料タンクの中.
見ての通り手を離しても行方不明にはそうそうならないので安心してOK.ただし,この写真もそうですが,燃料ホース(黒)の茶色のカバーは奥の方に行ってしまうので,雑には扱わないように.ぼくはこの後手をつっこんで,茶色のカバーを手元に引き戻しておきました.
7
ホースとかコネクタとか戻して,とりあえずぎゅうぎゅう押し込みます.はいりゃいいんだよこんなの….
ホース取付のコツは,ホース類をできるだけ車両後方側に寄せておいてから,先にポンプ本体をタンクにいれ,手をつっこんでホース類を乳白色部分まで引っ張ってくる,ですね.手が細い人が有利ですけど,ぼくの手は太いけど大丈夫でした.
なお,向きは,緑の部分のツバが車両側乳白色部分で合う場所があるので,そこにそろえる(まあ取り外し前に写真とっといてもいいです)
8
新品パッキンを取り付けて押し込みます.パッキンには向きがあります.ツバがでかいほうが上.先に車両側にとりつけて,キレイにとりついていることを確認して(ここ大事)ポンプ緑の向きを合わせてぎゅうぎゅうおしこみます.スプリングがあるので押し込まないといけないです.かっちりはまり込んだらリングを取り付けて,規定の位置まで締め込み.
あとはこぼれたガソリンを拭いてしっかり乾くのをまってから,とりあえずキーをONまで回します.「ウイーン」と音がしたらとりあえず動いているので,なんどかOFF/ONを繰り返して,それからエンジンかけてみましょう.かかればOK.
湿度が高い日に気をつけてやれば誰でもできる簡単な作業ですよ.
99,381km.体感変化なし.
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