【CT125】バルブクリアランス（タペット音が鳴ったら）【ハンターカブ】

バルブクリアランスは、金属部品が熱膨張したときに、圧縮上死点（吸気側・排気側共にバルブが全閉している状態）でバルブとロッカーアームのクリアランスがゼロになるよう、エンジンが冷えた状態で少しだけ隙間を開けて調整するのが基本ですが、正直、シックネスゲージの0.0数ミリが信用できないしめんどくさいので、5～10分程アイドリングしてエンジンをしっかり暖めて熱膨張させてから、クリアランスを0.01mmすら入らないようピッタリ隙間なく締めてあげればそれでバルブクリアランスの調整は終了です。火傷の危険性400%ですが、タペット音はちゃんと消えます。それでもカタカタ音が鳴るようでしたらカムチェーン系の調整および部品交換が必要な可能性有りです。エンジンがかかった状態で車体を右に傾けた時、カタカタ音が少し収まるようでしたらほぼカムチェーン系統が原因でしょう。