エンジンオーバーホール その2

ストレートのシリンダーホーニングで傷をつけた後、下に潜りピストンとクランクを取り付けます。このとき12角の工具が必要になりますので用意しておきましょう。10mmだったかな？

しこしこ磨きました。そこそこきれいになりましたし、ステムシールなど消耗品は変えたのでまぁ大丈夫でしょう。バルブスプリングは上下ないのかな？見た目的にも変わらないですしサービスマニュアルにも記載がないのでどちらでもいいのかもしれません。念のため同じ方向に組みました。

みんな大好きバルブスプリングコンプレッサーです。ヤフオクの安物です。まあ、ヘボいです。写真のとおりアームが開いてしまいケースにしまえなくなりました。一回きりの使い捨てなら使えます。今回は試しに買ってみましたので、一応使えたということだけレビューしておきます。

ドッキングです。まぁそこそこ綺麗になったでしょう。ガスケットの向きだけは気をつけてください。

ステムシールはインテークとアウトで色が違うので気を付けてください。

クランクのシールもうちかえました。叩きつけるいいものがないか探していたところ、なんと、フロントキャリパーのピストンがぴったりでした。どうせこの年式ですから皆変えると思いますので残しておいたら使えますよ。

カムをドッキング。インテークとエキゾーストでベアリングが違うので気を付けてください。

カムチェーンの位置に気を付けてください。今時の車はなんと、カムセンサーとクランクセンサーでコマずれが生じるとエラーをはいてくれるらしいです。すばらしい。ポンチの位置がトヨタにしては珍しく見にくいので気を付けてください。あとは補記類を取り付けて終わりです。一応これでオイル食いは止まりましたが、サイドカムチェーンからオイル漏れしてます。ガスケットの塗りかたがよくなかったのでしょう。やり直しめんどくさいなぁ。