HELIX H400X Precision  

HELIX　H400X Precision　もはやシアタールームです！

ヘリックスはドイツのオーディオメーカーです。
外付けのデカイアンプでスピーカーをドライブさせます。

内蔵アンプではなく外付けアンプは初です。
ヘリックスのアンプの特徴ですが。
音は極端にウエット方向で増幅され、スピーカーにて再生されます。
ドライとは逆です。
緩める方向です、柔らかい音です。
締めるとは逆です。
ドライで締める方向のアンプとはなんなのかなぁと聴き比べた時にたぶんですけど重低音重視の迫力とキレのある音質？
試聴した時にアメリカのキッカーがそういった方向性なのかなと感じました。
それとはかけ離れているのでそういった方向性とかサブウーファーの音圧をお求めの方とはまるで相性が悪いと思います。

ヘリックスの上位グレードにブラックスというブランドがあるのですが。
ヘリックスよりかなり高額でパワフルにスピーディに、ウェットともドライともいえないバランスで全域をダイナミックに再生してくれるはずです。
とにかくお金に制限かけにず全域の再生力とキレを上げたい方はブラックスをオススメします。

結果としてヘリックスでディナウディオ、M&M配線、デッドニングの組み合わせでCD音源の再生は…
私の耳には最良の選択肢でした。
とにかく艷やかで妖艶。
ライブハウスでヴォーカリストの生歌を聴いているかのようです。
まさにプライベート空間の極み。
CDのような情報量の多いソースで再生する時はもちろん100%のサウンド。
言葉では表現出来ない…涙腺が緩みました。
驚いたのはDVDを再生した時です。
音質の低下が著しいはずなのですが、聴こえていなかった小さなバックバンドの音が再生されている…
もはやシアタールームです。
高速道路での4時間が全く苦になりません。
是非助手席で聴いてみてください。

小型コンパクトで無線でお安くチューニングできるキッカーのキーアンプと比べましたがヘリックスにして良かったです。
反して重くなる、スペースが必要になる、コストが高くなるなど手放しで誰しもにオススメ出来る方法とは言えません。
エアサスタンクも相まり、たぶん世界一重いNBロードスターだと思います🤣

音には好みがあるので正解は無いと思いますが上記のような音が好みの方には最高の相棒となると思います。