ナッパレザーの簡単な手入れ

シュアラスターさんのレザーケアローションをシートや運転席周りなどに施工します。

画像は最もシワが残るシート座面の右側にローションを塗り塗りした後です。

革のシワやヒビは、雨水が付着したり、乗り降りを繰り返すうちに癖が付いた部分が硬くなり、汚れなどが溜まり角質化したみたいな部分だと思うので、ローションを擦り込み、少しでも柔らかくしてあげる感じです。

最初より、ヒビのハッキリ感が薄れていると思います。

革のケアが目的でしたし、正直ヒビの改善なんて全く期待していませんでしたが、嬉しい誤算です。

ただし、このナッパレザーはかなり柔らかい部類ですが、例えば、外車のようにトップコートがしっかりされてる様な硬い革シートだと、シワや割れ、ヒビなどが入ると、なかなか柔軟性自体を取り戻すのはDIY程度だと困難に思えます。

⚠️参考として、
私の８さんは新車から約3年目で、走行距離は約12,500キロ程度、週に4回程度の通勤＋お休みのオデケケが月に数回の使用状況です。
今までメラミンスポンジによる清掃は3回程度で、革シートのケア用品は初めて使用しました。

画像5枚目か6枚目と比較してみて下さい♪

最近したばかりですが、まずは濡らしたメラミンスポンジさんで軽〜く拭いて汚れや油分を除きます。

背面のサイドサポートも拭きます。

座面のパーフォレーションは水分と一緒に汚れが溜まり易いので、拭く場合は特に慎重に。

タオルでも何でも良いですが、水分と浮いた汚れを拭き取ります。

汚れを除去すると更にヒビはクッキリします。

ローションを専用のマイクロファイバーっぽいタオルで塗り塗りします。

ヒビの部分にはグイグイと押さえながら、革を柔らかくする感じで手先の温度もつたえ隙間に塗り込んでみました。

サイドサポートにもローションで湿らせたタオルを使います。

伸びはあまり良くありませんが、サラサラ仕上げなので。

こちらは、パーツレビューにもアップした肘置きの状態です。施工前は少し白っぽくなってきています。

肘置きは革ではないと思いますが、ビニールレザーにも使用できるそうなので同様に施工します。

照明の変化もありますが、明らかに色艶がよくなりました。

特にベタベタやヌルヌルはありません。

ついでにハンドル(カバー)もメラミンさんで掃除します。

ハンドルにはこんなに汚れが…

ローションを施工すると触り心地が良くなり、操作もし易くなりました。