DIY フロントスタビリンク交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
昨日土曜日はアクシデント発生で大半がお仕事となりました😭
ヤバい!土日なら作業ゆっくり出来ちゃうとか思ってたのに日曜だけになって、ディーラーさん予約して車検満了日も間近だし、かと言って1日作業ばかり出来ないし、スーパーで買った食材も使わないとダメになるし、出来ればカフェに行ってフーッてしたいし…やっぱりまた余裕ないじゃな〜い!😥
誰も興味のない1人芝居はこのくらいにして、、
車検再入庫に向けて不合格だったブッシュ破れのリンクを交換します。
この記事は、車高調をDIYでインストールされたり、同じようにリンクを入れ替える場合とか、車高調の全長を調整した際なども、少し参考となる…かも知れません。
あ、作業の途中にご飯を準備したり、ワンコの散歩に行ったりして周囲の明るさは変わっていますが、そこはお気になさらず🌸
2
3
タイヤホイールを外します。
ある程度のトルクで締める作業がありますから空間は広く取ります。
4
左右にはリジットラック!
5
今回の作業にご協力いただく皆さんです✨
この他に、リンクの首を締める際にモンキーさんとスパナさん、あと緩み止め剤も使用します。
6
ブッシュ破れのリンクを外していきます。
左右どちらからでも良いですが、身体のウォーミングアップもしないとなかなか力を掛けられないため、右利きの私は作業し易い左側からです。
7
ただし、リンクを外す前に、何度か緩んだりして増し締めしたスタビリンクの全長が適切かを、スタビの水平度で一応チェックします。
※スタビとリンクのL角に問題がなければ不用な作業です。
また、後の項にも記載していますが、エクゼさんのリンクだと車高調のダウン量により(有効な範囲内ですが)軸間長の指定がありますので、そちらを選択する場合も角度の計測は必要ありません。
水平器をスタビの水平とする面に置いておよその値を見ます。
この水平器自体はいつもの設備作業で使う100均さんなので、出来ればしっかり確認可能なデジタル水平器等をお勧めします。
車両はジャッキアップにより前上がり状態なので、当然水平器の値は画像の位置に。
※面倒でなければ、水平を判断し易いですからリジットラックさんで4ポイント上げして下さい。
そこで必要なのは基準点です。
ほらほら、そこのあなた!覚えてますか?
以前に整備手帳で紹介した場所ですよ♪
8
はい、答えはバッテリーの上ですね🌸
つまり、ここに水平器をおいて前後の値が先ほど見たスタビと同じならOKという事です。
なお、前項で記載した4ポイント上げでも、大概の床は水平ではありませんので、スタビのL角を実測するならやはり基準点は必要だと思います。
水平器の値が前に寄り過ぎたら、新しいリンクを古いリンクより少し長くして、中心や後ろ側であれば短くします。
9
ブッシュ破れリンクを片側だけ外して、新しいリンクと入れ替えていきます。
左右同時に古いリンクを外すと、特に強化スタビなら脱着は結構大変になったりします。
こちらは左側の車高調側ブラケット位置です。
工具はメガネの17mm(純正ナットは14mm)とヘキサゴンレンチの5mmを使用。
最初はナット裏にワッシャーがあるのでメガネだけでトルクは解除できます。
※純正ナットはフランジロックナットなのでワッシャーはありません。
少し緩むとブッシュから伸びたロッドが共回りします(しない場合もあります)ので、ヘキサゴンを使いナットを緩めていきます。
10
次にスタビ側との接続部分のナットを前項と同じ様に緩めていきます。
取り回す範囲が狭いので、メガネはラチェットがあると便利ですね。
緩める際に工具をスタビやドライブシャフトに当て易く、キズがサビの元にならないようウエス等を当てておいても良いと思います。
なお、ブッシュが破れたリンクのネジは固着してたりするので、共回りしない場合もあります。
11
リンクを外すとナットの付いていた部分はサビていたりしますから、外したナットやワッシャーも含め、歯ブラシで磨いてサビ転換剤を吹いたり、その他も必要に応じて整備します。
ラバープロテクタントさんもこのタイミングでブーツなどに噴射します。
12
13
先に水平器でスタビの角度に問題がないかを確認しましたので、古いリンクの軸間を測り、新しいリンクに反映させます。
なお、エクゼさんの説明書では車高ダウン量に対して軸間の長さが指定されていますので、交換前の長さではなく、例えば私の8さんなら最大値303mmでそのまま設定しても良いとは思いますが、今回は実測値で取り付けした上で必要により再調整します。
14
15
16
17
ナットが動かないようシャフトを回して戻し、締まりが止まった位置で上下のジョイントの頭が並行か再び確認します。
首のナット(14mm)と赤いシャフト(17mm)の端にそれぞれレンチを掛けて40N.m程度で締めます。
ラチェットタイプのトルクレンチとかあると便利ですけど持ってないので、手ルクレンチの出動です。
感覚はお伝えし辛いのですが、グーっと締めたら、グッ!グッ!グッ!くらいです(๑˃̵ᴗ˂̵)
両手、と言うか両腕でレンチを締めるのが辛い場合は、地面にウエスなどを敷き、片方のレンチを地面に当てて、もう片方だけに力を掛けて締めてもOKです。
レンチ間の角度は45度以下が良いと思いますけど、オーバートルクに注意しましょう。
18
モンキーさんの当て方は根本にナットの辺が当たり3辺で締めます。
押す側は可動しない面で。
19
20
新しいリンクを1本セッティングしたら、もう1本もコピーして、先に左右分を準備します。
21
車高調のブラケットとスタビにリンクをハメます。
スタビ側は張力によりネジがスルっとは入らないので、スタビの端を少し押して差し込みます。
22
リンク上下の固定ナットは50N.mでトルク締めします。
ある程度ナットが止まるまでは、メガネとヘキサゴンレンチで共回りしないよう締めていき、その後はトルクレンチで。
左側を終えたら、同様に右側も作業します。
タイヤホイールを戻し、ジャッキから降ろします。
テスト走行して異音がないかチェックして作業は完了です✨
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( オートエクゼ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク