シリンダーブロックの静電気放電治具取付け グレードアップ作戦！

以前にエンジンのシリンダーブロックにネオジム磁石+スタティックディスチャージャーを取り付けた静電気放電器具を付けて、エンジンの静電気放電策を完結させておりました。

しかしながら、エンジンの静電気放電、電流の改善策をその後も追加することによりポテンシャルアップして、それに合わせる意味でこの器具をグレードアップさせました。
画像は完成後になります。


前回のリンクを一応貼っておきます。

シリンダーブロックの静電気放電治具取付け 完結編

https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/3146255/car/2913654/6134390/note.aspx

先ずは器具を一旦エンジンから外し、アルミブラケットに貼り付けたアルミテープ、銅テープ、ネオジム磁石を外し、再度導電性銅テープを貼り付けます。
これは導電率の良い銅の性質を利用してエンジンの回転により溜まる静電気を効率良く拾う為です。

その後、ブラケットの横幅よりちょっと長めの2mmアルミワイヤーを並べてアルミテープでブラケットに固定します。この工程の画像を忘れてしまいました(笑)
その後、固定したアルミワイヤーを更にガッチリ固定する目的と見た目でアルミ板(裏面はテープ付)をブラケットに合わせるようにカットして貼り付けます。
ただ接着テープの粘着力が弱いので、ワイヤー群を３分割して5mmボルトとアルミテープで固定してあります。
最後にブラケット裏面にネオジム磁石を３個付けて終了。
これまでの器具はネオジム磁石が1個だったので、磁力を強化してあります。

新旧比較①

これまではエンジンルームの作業時にスタティックディスチャージャーのアルミワイヤー部が、引っ掛かりクニャクニャ曲がる事がありましたが、今度は引っ掛かりません。

ガトリングディスチャージャーの新バージョンとなりました😁

新旧比較②

これまでよりスッキリしました。

さて効果はいかに？

─────▼インプレッション▼─────
エンジンスタート直後は、ほとんど変わらず。
しばらく走り回っている間に、徐々に違いが出てきました。明らかに以前よりエンジンの回転が滑らかになり、若干のトルクアップ！
これは磁力アップが徐々に効いてきたのだと思います。
あとはCVTミッションケースにも付けていますので、次回付け替えようと思います。

今回、使用した材料

①導電性銅テープ
②導電性アルミテープ
③DAISO アルミ板(20cm×20cm)
④DAISOアルミワイヤー 2mm径
⑤アルミブラケット(L型でなくても可)

ご興味のある方はいかがでしょうか？🤗