貧乏人素人によるエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチのステーターコイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ステップワゴンなどホンダのミニバンのエアコンお決まりの故障。
ディーラーでは9万円の見積もり。
コンプレッサーをリビルト品に交換して、直るなら良いが、100%では無いと言う。
以下、ディーラー見積
リビルトコンプレッサー 60500円
技術料 21780円
エアコンガス 3本 8250円
ショートパーツ 1100円
合計 91630円
100%じゃ無い理由は、コンプレッサー動かさないと分からない故障があるからとのこと。
んー、何とも頼りない話ですなぁ。
そこで、諸先輩方の投稿を読んでみた。
すると、マグネットクラッチ内のステーターコイル不良の可能性が高いと判断。
部品代を調べると、持ってない工具買っても1万円以下。
それに、シム抜きなる方法でコンプレッサーを回してみる方法も見つけた!
一応、ネットで診断マニュアルを探してみる。
優しい方が画像を出してくれている!
ありがとう( ˘ ³˘)♥
手順通り(本当はかなりテキトーに)調べた結果、やはりコイル交換だ!と結論に至る。
テスター持ってる人はリレーやヒューズ、パーツのコネクターを外して電圧や抵抗値を測って見てください!
僕は、ステーターコイルに一点張り。
直接バッテリーをつなげてクラッチが動かないことを確認。
即シム抜きして直結⇒エンジンかけてコンプレッサー回して冷えるのを確認と。
で、コイル発注!となりました。
コイルは、モノタロウの土日祝5%割引がAmazonや楽天よりも安かったです!
なので週末まで待って注文。
そしたら翌日配達が欠品に変わってしまい、1週間以上待つことに!
お盆時期は在庫切れ注意ですね!
真夏はエアコン部品は売れる売れる!
スクーター用のプーリー固定金具(名前不明)で押さえて10ミリのメガネレンチでコンプレッサーを回すクラッチを止めているボルトを外します。
外すとネジ穴の裏側に小さなワッシャー(シム)が入ってます。
コイツを抜いて締め付けると直結出来るの訳です。
回し過ぎると壊れるかも?
お近くにプロが居たら聞いてからやってください!
聞くと
『止めな、コンプレッサー変えな』
と言われるかも?笑
普通はコンプレッサー寿命も近いと判断して同時交換がセオリーとか言われました。
でも、お金無いのでコイル交換します!
このボルトですが、誰か押さえてくれる人が居れば、又は、少しキズ付きますが、太めのマイナスドライバーなどを突っ込んで回転止めても外せます。
工具お持ちで無い方も是非チャレンジしてみてください!
ベアリング壊さないようにギリ止まる力でね!
検索用・・・
RF5 ステップワゴン
電磁クラッチ
マグネットクラッチ
ステーターコイル
38924-PNC-003
⇒モノタロウで翌日配達
土日祝5%割引が狙い目
買ったパーツ(コイル)の写真
https://photos.app.goo.gl/6osx6JRyvG7VGZedA 2
3
右側が元々入っていたシム。
シムの厚さでクラッチのギャップを決めます。
届いたコイルには交換用のシムが3枚(薄い・中くらい・少し厚い)入っていました。
3枚足すと、元々のシムとちょうど同じ厚みでした。
クラッチ減ってるかな?と想像して最初は一番厚みのあるやつ一枚だけ入れて組みましたが、少しクラッチが擦れました。
https://youtu.be/0Go4lFpYfg0
最終的には3枚全部入れました。
正しくはマニュアルを見て、正確にギャップを測って、シムの厚さを決める様です。
でも、足りないと擦れるし、多いとくっつき悪いので、組めば分かりそう。
皆さんの投稿読むと3枚入れてる人が多いので、最初から3枚入れて試すのが良いかもね?
クラッチ脱着は簡単なので、一応、全通りを試してみました。
因みに、前述の通りシムを抜いてガッチリ締め付けるとクラッチ直結ができます。
マグネットクラッチのステーターコイル故障が原因の場合は、この方法でコンプレッサーを回して診断できます。
壊れたマグネットや一緒に回るクラッチは超高温になってました!
外すときは冷ましてから触ってください!
シム抜きでコンプレッサーを回すと、当然クラッチは切れません。
なので異常圧力になるかも知れません。
この方法のテストする場合は、短時間にすると良いのかな?
僕は5分くらい回して、オートエアコンで25℃くらいにセット。
コイルへの給電が自動的に切れるかを試してみたのですが、切れませんでした。
テスター持ってない人は、電球とか、何でも12ボルトで動くものを付ければ分かると思います。
僕はその辺に転がってたドアロック用のアクチュエータをつけて試しました。
ま、コイルはそんな高く無いし、ダメ元で発注!
結果はちゃんとマグネットクラッチが切れるようになったので、シム抜き直結のテスト時間が短かったのかな?
4
こんなやり方するとベアリングが壊れちゃうらしいです。
でも、やっちゃった。
5
コイツが一番手間取りました。
813円の工具が小さくて使えなかったからです!
40ミリまで開くスナップリングプライヤー。
これでは開きが足りません!
無理やりラジオペンチを2個使って外して、無理やりハメました。無理やり大好き。
お金持ちは、50ミリ以上に広く開くスナップリングプライヤーを買ってください!
何ミリで大丈夫なのかは、必死にハメてたので測り忘れました!
よく分かりませんが、多分50ミリくらい?
因みに内側のリングは40ミリで楽々外れますので、外側はラジオペンチ入るし、無理やりでも良いかも?笑
大きな工具は2000円以上で高いです(T_T)
6
これが交換した新旧です。
見た目で故障は分かりませんが、故障している方は中で短絡しているのか異常超高温になっていました!
12ボルトのクッキングヒーターとかに使えるかも?目玉焼きくらいは作れそう!
長い方の配線は、ラジエーター裏側のコネクターにカチっとなっていて、どーやっても手が届かず。
コツあるのでしょうけど、ぜんぜん外れず困っていたら、何も外す必要は無いことに気が付く!笑
古い配線を残して、Assy付属の新しい配線は未使用で大丈夫でした!
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コイルの配線外す、ココのプラスのネジ!
バンパーの内側の鉄のバーが邪魔で、長いドライバーは入りません。多分。
ちゃんとしたラチェットドライバーあれば簡単に緩みそうですが。
百均で買った工具は、きゃしゃで壊れそう。
前から欲しかった900円もするミニドライバーを買いました!
けっこー固く、力の入れやすい一番柄の大きな短いドライバーを買いました。
8
ベルトを緩めるためにテンショナーを動かすためのロングラチェットが必要です。
ケチって短めの14ミリのロングラチェット買ったら、微妙に短くて届かず。
高価な超ロングでないと、テンショナーを緩めるのが大変だと分かりました!
薄々分かっていたんですが。
使いやすい短いのが欲しかったので、買ってしまったら、やはり大失敗!
たまたま持ってたデカいモンキーにドッキングして、何とかなりました。
この方法なら何も14ミリのロング買わなくても良かったなぁ。
あと、短い工具が入る楕円形のパイプあれば良いかも?
皆さんの読むと下からやってましたが、上からでも十分にベルト外せました。
むしろ、潜るよりやりやすいかも?
テンショナーを緩めるには、かなり動かす必要がありました。1/5回転くらい?
上からやるとパワーステアリングのホースが邪魔な位置にありました。
だから下からやるのかな?
逃さずに無理やりやるとパワステのホースを傷付けるかも?
多分、手の早い方ならバンパー脱着も含めて30分くらいで出来るのでは?
僕はド素人なので、3時間くらいかかりました!
(´Д`;)ハァハァ
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