HONDAスマートキーのLCD化に挑戦!
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最近はYouTubeからも車に関する情報を仕入れる事が増えました。
動画なので静止画からは伝わらない情報があり、車弄りの事前学習に最適なツールの一つです。
先日、YouTubeを見ていたらスマートキーをLCDスマートキー化する動画があり、AmazonやAliExpressで購入可能な事が分かり面白そうなので挑戦してみる事にしました。
AliExpressで「LCDスマートキー」を検索すると数種類のLCDスマートキーがヒットします。
値段は6,000円前後と少し高いかなという印象です。
このデバイス何かというと、スマートキーの中身を分解し、移植。
見た目LCDスマートキーぽっくする物の様です。
BMWのLCDスマートキーもどきといった所でしょうか?
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仕組みは簡単でスマートキーの中身のスイッチ部分に配線してLCDスマートキーのスイッチ画面のタッチで疑似的にスマートキーのスイッチ操作を模擬するというもの。
LCDスマートキーは色々な形の物が出回っています。
また、同じ型番でもバージョンアップ版は液晶画面真ん中のロゴ部分を変更出来るものなどありますので購入する際は比較検討する事をお勧めします。
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早速、中身の換装を行ってみました。
換装品のスマートキーは新たにヤフオクで中古品を調達。
送料込みで3,000円前後で入手可能かと思われます。
中古のスマートキーをディーラーに持ち込み追加登録をしてもらいます。
追加登録費用2,200円
追加登録依頼の際、ディーラーからは中古のスマートキーの場合、登録出来るかは保障出来ませんと断りがありました。
中古品の調達ならびに追加登録は自己責任という事で。
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正常に追加登録が完了しましたので、分解します。
分解は電池交換をした事がある方であれば比較的簡単かと思います。
分解したら写真右下の制御ユニットをさらに分解します。
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制御ユニットからボタン電池を外し、裏面カバーを外します。
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裏面カバーは爪で止まっているだけなので小さめのマイナスドライバーを溝に入れながら浮かす様に外す事ができました。
写真左下の制御基板のみ使用します。
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次に制御基板上のスイッチ部の端子部分に写真のリード線を半田付けしていきます。
制御ユニット自体がかなり小さいため老眼に半田付けはかなり厳しい作業となりました。
※ スイッチ部の端子へのリード線半田付けは対角線上に接続することが注意点です。
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リード線は以下の通り半田付けしました。
ロック:白線、黒線
アンロック:灰色線、黒線
機能割り当てのリード線は全部で4組あり、残りの1本は普通乗用車を想定しトランク開閉に割り当てられています。
ステップワゴンはバックドア開閉機能がありませんので残りの2本をスライドドアの開閉に割り当てました。
左側スライドドア(トランク開閉用):青線、黒線
右側スライドドア(拡張用):茶色線、黒線
本来のスマートキーでもスライドドア開閉はほとんど使用する事はありませんが、折角なのでトランク開閉用と拡張用に割り当てました。
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最後にボタン電池の+-部分にリード線を半田付け。
+:赤線
ー:黒線
リード線の半田付けが終了したら、コネクタ部を本体へ接続し、動作試験を実施。
それぞれの操作はLCDスマートキーの外側のサイドボタンと液晶画面上のソフトキーの2通りで操作が可能です。
サイドボタンで動作確認。
アンロックボタンを押すと、制御基盤の動作確認LEDが点灯しました。
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同様にソフトキーでも試してみます。
無事、動作しました。
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以下、それぞれのキーで動作確認を実施し正常であれば制御基盤部分を、本体に収めます。
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内臓バッテリー充電はUSB-Cポート経由となります。
受電中はアニメーション表示と共に充電容量が表示されます。
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LCDスマートキーが電源OFFの状態でもサイドボタンは有効でした。
ソフトキーを使用する時のみ電源ONにして使用する事で、バッテリーの消耗はかなり抑えられる気がします。
スライドドア開閉に割り当てたトランク開閉用と拡張用でも開閉出来る事を確認しました。
少しだけ高級車感を味わえる一品ではありますが何れにしても中華品質なので自己責任という事で。
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