空調ユニットの内外気切替えアクチェータ交換
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昨年(2021年)の夏「冷房の効きが悪いな」と思い、調べてみると外気導入状態のままであることが判明しました。
状況としては、内外気を切替えるフラップを動かすアクチェータとのジョイント部が欠損していました。
写真は取り外したアクチェータですが、白い樹脂製の回転ジョイントが軸部で折れてしまっています。
※取り外しまではDIYですが、取り付けは断念してしまいましたので、常日頃お世話になっている車屋さんにお願いしました。
後の説明でご理解いただけると思いますが、作業難易度はかなり高いです。また、ショップ作業ですので実際の作業時間は不明ですが、結構かかっていると思います。
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アクセス箇所は、助手席(左座席)足元右奥となります。
写真はグローブボックス下とセンターコンソール左前のカバーを外した状態です。
まず、ジャマになるのがブレーキスイッチ(赤矢印)ですので、取り外します。
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ちょっと覗き込むと内気取り入れ口が見えます。写真はフラップが閉じていて外気導入状態となっています。
前述のジョイントが折れて外れるとフラップ自体の重さで落下して、この様に閉じたままとなってしまいます。
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写真はフラップが開いていて内気循環状態です。
指を突っ込んで上方に少しずつ押し開け、全開状態となったところでクリップなどを挟み込んで落下を防止すれば、とりあえず内気循環状態を保つことができます。
私は、これでひと夏のり越えました。
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さて問題のアクチェータですが、写真の右手(赤矢印)に取り付けられているのがそれです。
右側面からビス留めされています。完全にブラインド作業となります。
そして何よりも、とにかく手が入りません。正確に言うと手は入りますが、満足に動かすことができません。
レンチを右手で持ち、そして触感を頼りに何とか取り外すことはできました。取り外すだけでも悪戦苦闘です。途中で投げ出してしまいそうにもなりました。
ですので、取り外した時点でもう取り付けはあきらめてしまいました。
本来の作業は、センターコンソールやダッシュパネルはもちろん、もしかしたらダッシュボードも取り外す必要があるかも知れませんね。いづれにしても空調ユニットをあらわにしないと作業は困難でしょう。
お察しの通り、修理費も高額となります。
がしかし、ハイテクニックと工夫とそしてプロ根性でパネル類を外すことなく取り付けをしていただけました。修理費もたいへんリーズナブルで助かりました。
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写真は再びアクチェータとなりますが、3箇所のうち1箇所は位置決め用で、ビス留めは2ヶ所です。
さて、私が(私も)絶大なる信頼をおいている件の車屋さんですが、社長ならびにメカチーフは元々フィアット・アルファの正規ディーラーで腕を振るわれていた方々です。当時から数えて20年来の付き合いをさせていただいております。
数年前に独立されて現在に至ります。
浜松市の「FACTOR(ファクター)」さんです。
バイクを含め、我が家の車を一手に引き受けていただいています。
いつもありがとうございます。
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